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「タリラリラン高校生」(1971)

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大学進学のため、友達から銭ゲバと呼ばれるほどアルバイトに精を出している秀才と、高校生とは思えないほどの不良が友情で結ばれ、予備校の授業料強奪計画を立てる。それは不良にとって父の死後、母と関係している異母兄への復讐なのだ。犯罪と男の友情ほかが交錯する“アメリカン・ニューシネマ“を意識した作品。

あらすじ

城台高校三年生の南郷圭は、銭ゲバという異名をとる秀才。彼の母は、彼のために貧しい中からためた大学進学の金には手をつけず、ろくな医者にもかからずに死んでいった。それ以来圭は父親に頼らず、独力で大学に進み、医者になることを夢みていた。朝は牛乳配達、夜はデパートの配送、そして友達のコピー取りという生活を送る圭と、クリーニング店を経営している父親との間は離れていった。ある日圭のクラスに転入生がきた。授業に遅れた上に、オートバイのエンジンを響かせてやってきた男、大日方竜次は、留年、退学の経験者であり、警察沙汰にもなっているという。そして体育の時間以外は見向きもしなかった。数日後、クラブのホステスをしているルミのマンションに洗濯物を届けに行った圭は、そこで竜次にあった。圭はあ然とするが、自分とはまったく違った世界に生きる、獣のようなこの男になぜか心を魅かれるのだった。圭は、その頃雀の涙ほどの金のためにバイトバイトの毎日にいや気がさしていた。竜次と組んで、お互いの長所を持ち寄れば強力なコンビになると竜次に話を持ちかけた。相談がまとまり、手始めとして、翌日、最初のカモに選んだのは、信用金庫の井口支店長だった。首尾よく二十五万円をせしめ、強い連帯感で結ばれた竜次は、圭に母のことを打ち明けた。竜次の母は、父の異母兄と関係を結び、その母を憎むことができず竜次は苦しんでいるという。二番目の目標も何なく成功したが、第三の計画中、竜次に母の死が知らされた。そして竜次は、オートバイでガードレールに激突し、事故か自殺かわからないまま死んでいった。残された圭は、竜次が、自ら自分の後始末をしたように、警察に自首した。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1971年
製作国 日本
配給 大映東京
上映時間 83
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