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「女王蜂と大学の竜」(1960)

50点50
終戦直後の新橋の露店を舞台に、関東桜組にワラジを脱いだ“大学の竜“こと広岡竜二が、新興ヤクザや悪党どもを相手に大活躍。“大学の竜“に扮する吉田輝雄が小気味よく、桜組組長のアラカンが見事な殺陣をみせる。組長の娘・珠美に扮するバンプ女優・三原葉子の二代目“女王蜂“ぶりも秀逸。

あらすじ

終戦後間もない頃、新橋附近の露天地区では、外国人が横暴の限りを尽くしていた。この地区の縄張である関東桜組は、露天商人達のためにその地区を必死に守った。広岡竜二またの名を“大学の竜”という若い豪の者が桜組にワラジをぬいだ。組長の千之助が見込んで学資を出すといっても、竜二はそれを断った。千之助の一人娘珠美は、一家の指揮もとる男勝りで、竜二の加入を心から喜んだ。かねて外国人と桜組の争いに乗じ、シマ乗っ取りを企らむ土橋組の魔手がのびて来た。桜組の幹部、血桜の達を籠絡して双方をそそのかし、大喧嘩をさせようという企みだった。しかしこの計画は千之助と竜二の活躍で粉砕された。夏祭りの季節が来た。土橋組が神輿の上にストリッパーを乗せると、負けん気の珠美も半纏をぬいで神輿に上る。そこへ祭りの面をつけた一団がなだれ込んで、千之助を人気のない運河のほとりまで拉致した。必死に抵抗するうちに、竜二と珠美がかけつけて、千之助は危急を免れた。堪忍袋の緒を切った千之助は、関東一家の親分衆に回状を廻し、珠美に代をゆずると、土橋一味を敢然叩き伏せてしまった。三年の月日がたった。かつてのマーケットの跡にはビルがたち、桜組は桜建設となった。ヤクザのいなくなった復興祭の舞台では、夫婦約束をした珠美と竜二が楽しそうに踊る姿が見られた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1960年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 81
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