閉じるボタン
【重要】「ぴあ映画生活」サービス終了のお知らせ

「図々しい奴」(1964)

【DVD発売中】

80点80
当時、TVで高視聴率をたたき出した人気ドラマの映画化。東映のプログラム・ピクチャーを支えた瀬川昌治監督が登板し、クレイジー・キャッツのメンバー、谷啓を映画初主演として迎えた喜劇だ。孤児である少年の夢に魅せられた男が、彼を引き取り育てることに。やがて大人へと成長した少年は上京して羊かん屋に就職し、出世街道をひた走るが・・・・・・。

あらすじ

旧岡山城主伊勢田家の当主直政が不思議な少年戸田切人に出会ったのは、切人が六年生の時であった。ニヒルな生活を送る直政にとってこの城を造る事を夢みる怪童との出会いは痛快なことであった。直政にひきとられた切人は直政の紹介で羊羹糞の老舗虎屋に奉行した。虎屋の娘美津枝は、直政が愛する唯一の人であったが、自分の素直な心にも従いえぬ直政の性格から、美津枝は大学教授園田のもとに嫁いだ。華族に似つかわしくない直政の奔放な生活は廃嫡問題に及び、その代償としてヨーロッパへ旅立つ事になった。この間に切人は、持前のねばり強さで離婚して帰っている美津枝の励ましのもと皇室御用の虎屋の商人根性を学びとっていた。そんな彼に独立するチャンスが訪れた。直政が渡欧に際し、残してくれた事業の資本金一万円と豪華なアパートの一室だ。はりきった切人は、陸軍大臣に体あたりで、たのみこみ、羊羹を陸軍の酒保に納める事に成功した。元来の図太さとアイデアの斬新さでヌード羊羹は、評判となったが、酒保から赤痢患者が出て、隊内の出入り差止めとなり、返品滞貨の中に自失している切人に、追いうちをかけるように、召集令状が来た。直政が帰国するのと入れちがいに、切人は、美津枝に送られて帰郷していった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1964年
製作国 日本
配給 東映東京
上映時間 94
チケット 前売りチケットを購入する