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「小太刀を使う女」(1961)

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あらすじ

臼杵藩江戸屋敷の侍女池田律は、江戸詰の若侍片切直之助と夫婦約束をした。直之助は遠洋航海の船乗りにあこがれ脱藩した。律は彼の帰りを待っているうちに三十才になった。彼女は十年ぶりに臼杵に戻った。幼なかった町娘お国は成人し、生家の池田家では弟の健一郎が当主になり、商人になっていた。彼の新妻おたかも商家の出で、家名を誇る律にはなにもかも不満だった。折から起った西南の役の余波はこの城下町にもおよび、薩軍は臼杵目指して押寄せた。旧藩の士族五百名は政府軍の来るまで、町を死守することになった。おたかの実家が彼女と律を迎えに来た。が、律の反対で二人は町に残った。健一郎は出陣した。律は寺に避難民を集めておたかとともに世話をした。政府軍の到着前に薩軍は町に侵入した。取り乱すおたかに、律は自害をすすめた。が、おたかには勇気がなかった。おたかは律が自分を憎んでいると思い、殺してくれといった。律はある哀れな女の話をした。おたかにはその女が律に思え、彼女に同情した。士族くずれの茨木俣五郎とならず者勘助は、おたかを薩軍に提供し、甘い汁をすおうとした。小太刀を使って律はおたかを励まし、必死に反抗した。そこに来た薩軍の兵士を、お律は誤って斬ってしまった。お八重におたかを頼んで、律は薩兵にひかれていった。政府軍が到着、総攻撃が開始された。城に監禁された律は、薩軍の指揮官貴島から、彼の旧友直之助の消息を聞いた。彼は船長になって政府軍の輸送にあたっているという。町は政府軍の手に戻った。健一郎は直之助を連れて寺にかけつけた。が、律やおたかの姿はなかった。心配する二人の前に、釈放された律が戻ってきた。おたかも無事だった。一同の表情には笑いがよみがえった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1961年
製作国 日本
上映時間 66
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