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「毒蛇のお蘭」(1958)

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あらすじ

幕末の頃。京西石垣の料亭“菊水”の娘・志乃は若い武士安川元春と知り合った。拾った財布を届けたのが縁であった。彼女は彼を慕った。安川は桂小五郎の命令で、江戸の勤皇派との連絡に旅立つことになった。志乃には、安川からの贈物の簪だけが残った。その夜、新選組が宿改めに乱入し、志乃の両親は殺されしてまった。江戸の安川からは何の便りもなかった。−−江戸から明治と時勢は変った。志乃は彼を求めて召使のお梅と旅立った。箱根越えの馬車に乗ってきたザンギリ源次という悪党に彼女は手ごめにされてしまう。お梅はその子分たちに連れ去られた。志乃は毒蛇の刺青を彫られると、お蘭と名乗って、源次の情婦になった。いっぱしの女スリ。スリとった財布は、しかしお蘭に安川と知り合ったときの財布を想い出させた。−−強請り、強盗、美人局。すべての悪事の場合、背中の刺青が売り物だった。和田刑事に追われ、飛びこんだ先が、前に源次と強請りを働いた大館久蔵の家だった。翌日から、彼女は久蔵の囲い者になった。お蘭は久蔵の財産に目をつけ、番頭の金田を色仕掛でたらしこんだ。久蔵は盗品を持ってくるスリのお信から、後取りに死なれた銀座の貴金属商・明治堂の主人が二十年前に生ませた妾の子を探していることを知らされた。お信を妾の子に仕立てて乗りこむ計画をたてた。お蘭は金田をそそのかし、久蔵の事務所に忍びこんだ。金田と現れた久蔵とは争い、二人とも相討ちで死んだ。そのすきに奪った金はお信が持ち逃げしたが、お蘭は彼女をおどして自分のものにする。お信を手先にしていた源次とお蘭は久し振りに再会し、明治堂強請りを相談した。明治堂の落し胤・深川の舟宿の娘お妙を探しだし、彼女を大川へ突き落すと、二人は証拠の宝石とお墨附を持って明治堂へ乗りこんだ。が、お信のために悪事は露顕し、和田刑事らに彼らは囲まれた。お信と源次は捕まり、お蘭も安川に貰った簪がかくれ場所を知らせることになり、縛についた。お蘭の連れられた久松警察署の署長が安川元春だった。こうして、やっとお蘭は片時も忘れえなかった人にめぐり合えたのだ。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1958年
製作国 日本
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監督

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