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「二人の恋人」(1969)

80点80
井手俊郎のオリジナル脚本を森谷司郎が演出した東宝青春路線の一編。秀才の兄と家出癖のある弟が、今は亡き兄の婚約者にそっくりな少女と出会い恋の火花を散らす。死んだ婚約者と“二人の恋人”の二役を酒井和歌子が好演、端正ですがすがしい印象を残している。

あらすじ

箱根に遊ぶ甲野良平、美千子の父娘、加藤悠一、次郎の兄弟の楽しげな姿。この8ミリ映画に映っている美千子の姿は、もう甲野家には居なかった。そこには、今は亡き美千子を偲ぶ良平とばあやのきみが住むのみだった。そして悠一や次郎、それに良平の出版社に勤める青木夏子と彼女の弟徹たちが集まると、話題は自然と美千子に集中した。婚約者だった悠一は、いまだに美千子の印象から抜けだせなかった。そんなある日、次郎が映画劇場の出札所で美千子と瓜二つの坂本光代に出合った。その話を聞いた夏子は、次郎に口止めし、悠一と光代を自然に合せようとした。悠一が光代に出合ったのはそれから間もなく、家出している次郎を気づかって夏子を訪ねた時だった。夏子は茫然と佇む悠一に、写真のモデルになってもらった光代を紹介した。それから二人はデートを重ね、やがて悠一は求婚した。だが返事はそっけなかった。そして、光代が次郎を愛していることを知った。家に帰った悠一は、自分を光代に求婚させた次郎と喧嘩をした。それ以来なんとなく雰囲気が変った加藤の家。やがて、悠一は家を飛びだした。そして今度は僕が家出をして来たんだよと夏子を訪れるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1969年
製作国 日本
配給 東宝
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