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「大番頭小番頭」(1955)

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あらすじ

今年大学を卒業する原野正一郎は、就職難のために止むなく、日本橋の田丸株式会社を受験して入った。これは会社と云っても、安政元年創業という老舗の下駄問屋で、サラリーマンというよりは番頭として雇われることになる。和服姿で一番々頭に据えられた原野は、そのほかの仕事に、主人の房吉からは秘書、房吉の亡兄の未亡人広子からは房吉の人格係を云いつかった。広子は房吉に対し世話女房の様に気を使っているが、当の房吉は広子に隠れて馴染芸者駒吉にうつつをぬかしている様子。ある日、九州から高校生で広子の妹の絹子が、修学旅行で上京し急病で田丸商店へかつぎこまれて来た。病気は直ぐ癒ったが、このジャズ好きのアプレ娘に居坐られ、原野はその家庭教師までやらせられることになった。而も彼女は原野に対して大変な熱の上げ様で、彼は絹子を九州へ帰そうと苦心する。一方房吉は、相変らず原野をダシにして駒吉と逢引きを重ねるので、流石の原野も怒って家へ帰ってしまった。むくれた房吉を待合に迎えに行った大番頭の神崎は、そこでばったり四十年前の恋人、今は仲居のお清さんに再会した。このお清さんのはからいで房吉も店へ戻り、九州へ帰る絹子の置手紙で、原野も辞職を思いとどまることになった。神崎は冷汗をふきふき、これで房吉は広子と結ばれそうだし、大番頭の後継には原野が居るし、四十年前の恋人お清さんとは晴れて一緒になれそうだし、と思うと微笑が止まらないのだ。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1955年
製作国 日本
上映時間 93
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