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「嵐を突っ切るジェット機」(1961)

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1960〜62年に作られた、小林旭の“パイロット“もの4本のうちの1本。榊は航空自衛隊アクロバット・チームの一員。彼の兄、英雄は私設航空集団“太平洋“を経営していたが、窮境の渦中にあり、麻薬商人・劉の仕事を請け負ってしまう。榊は劉と英雄の間のイザコザに巻き込まれて……。ラストの劉と英雄の空中戦は、迫力タップリ。

あらすじ

榊拓次二尉は航空自衛隊アクロバット・チームの一員。その兄英雄も父の遺志を継ぎ、私設の航空集団“太平洋”の維持に懸命だが、ここにいるのは米空軍くずれの黒人チコ、九人の子持ちの千石、適性検査に失格した堂本たち。そして事務所で働く杉江マキは、空の好きな明るい娘だ。ある日、アクロ・チームの隊長杉江が墜落死、ためにチームは解散と決った。大反対の榊二尉は命令に反して曲芸飛行をやり、休暇をいい渡されて兄のもとに出かけた。そのころ、英雄は劉という外国人の麻薬商人に沖縄へ飛ぶことを迫られていた。かつてこの男の仕事で飛行機を一台得た因縁があり、またこんどの仕事の代償ビーチクラフト一機は、窮境にある集団にとって大ごとなのだ。かくて英雄は千石の操縦するセスナーで沖縄へ飛んだが、秘密を聞いた千石が劉の手下に殺され、英雄だけかろうじて帰った。事情を察した榊は兄に殴りかかるが、折も折、事務所が出火、そのドサクサに英雄をつれこんだ劉のビーチクラフト機が飛び立った。榊はセスナーでそれを追う。着陸勧告に応じぬ劉。榊はついに浜松基地に通報、そこでF86Fに乗り換えた。悪天候を飛ぶ二機。そして沖縄近くで闘いは陸に移る。凄絶な死闘ののち、英雄と劉は相討ちの形で息絶えた。兄の志を継ごうと決意した榊は、上官に惜しまれつつ基地を去って航空集団に降り立ち、ポンコツ・セスナーの方へ走りよった。マキとチコが榊を囲み、たくましい合唱が飛行場に拡がった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1961年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 95
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