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「あの手この手」(1952)

【DVD発売中】

60点60
連続ラジオドラマを市川崑監督が映画化した軽妙なコメディ。万年助教授の鳥羽は、才女の近子夫人にまったく頭があがらない日ーを送っていた。そんな折、夫人の姪であるじゃじゃ馬娘のアコが家出して鳥羽の家に転がり込んできた。アコは自分の居住権を夫人に認めさせるとともに、鳥羽の夫としての復権を画策していくのだが……。

あらすじ

大阪郊外あやめケ池の住宅地。−−H大の万年助教授鳥羽さんは新聞社の文化部顧問、身の上相談担当者、婦人同盟役員、家事審判所調停員、加えて某女学校講師という近子夫人の前に頭が上らない。上らないままに保たれていた勢力均衡は、近子夫人の姪で三重の実家を飛出してきたアコちゃんなる闖入者によって、俄然、破られた。まずこのやんちゃで悧口な家出娘の実家送還を仰せつかった鳥羽さんは、途半ばにして逆に煽られ、元の教え子、PPPグラフのキャメラマン天平君や大学生秋山君の応援も得て、意気俄かに揚り、アコちゃんの鳥羽家居住権獲得の件を厳重に談じ込むべく、我が家に舞いもどった。が、近子夫人の一にらみ。−−頼みの応援者はとたんに逃げ、鳥羽さんは立往生した。機智を働かせてどうやら居住権は認められたものの、それ以来アコちゃんは鳥羽さんの主権奪回の必要を肝に銘じた。天平君を引っ張りだして練り上げた秘策のあの手この手は夫妻の大激論、鳥羽さんの家出騒ぎまでもたらしたが、やがてアコちゃんの機転と善意が勝ちを占め、一家の空気は明るく、屈托ないものとなった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1952年
製作国 日本
配給 大映京都
上映時間 92
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