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「エノケンの法界坊」(1938)

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浅草のボードビルで名声を上げたエノケンが、一座とともに東宝へ入社しての第1回作品。斎藤監督は得意のギャグを豊富に取り入れ、スピーディーなスラップスティック映画に仕上げている。エノケン映画の最高傑作とこの作品を推す人も多い。インチキ坊主の法界坊が、宝物の掛軸をめぐる争いに巻き込まれたり、道具屋の美しい娘に惚れて騒動を引き起こしたりとストーリーは他愛ないが、シャンソンやジャズの名曲を独特の節まわしで歌うエノケンの歌が素晴らしい。本格的ミュージカルをやるのが夢だったというエノケンだけあって、難曲を歌唱力で歌いこなしている。日本最初のヒップホップといえるだろう。
製作年 1938年
製作国 日本
配給 東宝東京
上映時間 74
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