

【重要】システム障害発生につきまして
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「小島の春」(1940)

瀬戸内海・長島の国立ライ病療養所における患者救済の記録を女医・小川正子が綴った体験記をもとに、八木保太郎脚色、豊田四郎監督で映画化した名作。正子は、瀬戸の島ーに隠れ住むライ病患者を探して療養所に入るように説得するが、患者たちは皆かたくなに拒否する。しかし彼女の心からの説得に患者たちも次第に心を開いていく。当時、不治の病と言われたライ病の実態を豊田四郎は、美しい風光に女医の短歌を添えた情景ショットを差しはさみつつ、厳しくヒューマニズムの中に描き出した。夏川静江が淡ーとしたなかに情熱をたぎらせ主人公の女医を好演。中村メイコが島の少女として登場し、懐いた女医を遠くに見ながら幾度もさよならを言う、別れの名シーンを作った。
製作年 | 1940年 |
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製作国 | 日本 |
配給 | 東京発声 |
上映時間 | 88分 |
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