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「不敵な男」(1958)

30点30

あらすじ

サブは国広一家のチンピラだ。二十二歳、群馬県生れ、前科三犯。女のヒモ。田舎からポット出の娘を、だまして旅館に連れこみ、暴力で関係をつけて叩き売る。国広一家はときに請負って人殺しもやる。トリスバーのマダム・咲枝の旦那を消したのも、国広の命でサブたちがやった仕事だ。サブは田舎娘の山辺秀子を例の手口にひっかけた。が、井川刑事に検挙され、一年の刑務所送りになった。−−刑務所で彼は平和に暮した。そこを出てから後の彼の生活には、もう二度とそんな時は訪れなかった。咲枝は赤線廃止後も、もぐりでアイマイ宿をやっていた。国広が後にい、ひそかに警察のものとも連絡をとっていた。サブは出てくると、そこに秀子がつとめているのに会った。彼女は人が変ったようだった。きれいにもなっていた。一月前、そこへ来たという。ヒモになってやろうか。サブが秀子をホテルへ連れこんだとき、彼女は彼をナイフで刺した。ざまあ見ろ。お前が出てくるのを一年間待っていたんだ。サブは病院の費用に、弟分の松五郎と盗みを働く。サブは秀子にまた会い、烈しくののしられる。わたしの一生をふみつぶしたお前が、野たれ死をするのを見たいんだよ。サブは井川刑事に誘われ、彼の家に連れて行かれ、初めて家庭の暖かさに接した。国広と連絡のあった警部がクビになり、国広はそれをサブが井川に通報したからと思った。井川は国広一味に撃たれて死んだ。サブは秀子を高松の方のボスに売れと命ぜられた。彼もあっちで眠らせてやろう。サブは秀子を沼津で降し、逃がしてやろうとした。秀子はお前を連絡船から突き落してやろうと思ったんだと言った。サブは東京のもとの室へ舞いもどった。秀子が現れた。二人はののしり合い、殴り合い、−−が、急にサブは彼女をしめ殺すようにして唇を押しつけた。そのとき、国広が現れ、サブと乱闘になった。二人の争いを秀子は冷く見守った。サブは国広の拳銃で彼を殺す。−−非常警戒が行われ、国広一家も彼を狙った。サブは拳銃を持ってどぶねずみのように逃げ廻った。一度だけ秀子に会いたかった。彼の呼び出しで、秀子の待つ部屋のそばで、サブは国広一家のものに射たれる。サブは警官隊に包囲された。井川刑事を殺したのは国広組だ! 去年の陸橋の人殺しも奴らだ! サブは血まみれで叫んだ。彼は最後に秀子の名を呼ぶと息絶えた。見下す秀子の眼は冷たかった。が、彼の遺骸が運び去られるとき、その冷い眼に涙が光っていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1958年
製作国 日本
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監督

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