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「清水港に来た男」(1960)

80点80
とぼけたヤクザに扮した勤皇の志士・跡部政之進が、桂小五郎の密命を受けて清水の町にやって来る。次郎長の真意を探るため、三下として一家にもぐり込んだ彼は、やがて親分に正体を明かし、ともに新選組くずれの悪らつな用心棒を一掃する……。名匠・マキノ雅広監督お得意の“次郎長伝“余話。

あらすじ

ちゃっかり屋で有名な政吉は腹をすかせて清水の町にやって来た。少々頭の弱い通称抜け六こと六助の家にあがりこみ、留守を幸に酒を飲んで上機嫌。旧友と感違いした六助と政吉は意気投合、居候をきめこんだ。怒った女房のおすきと喧嘩して六助と政吉は家を飛び出した。政吉は犬にほえられ困っている娘を助け、俺に惚れちゃいけねえと、図々しさを発揮する。二人は次郎長一家に三ン下としてもぐりこみ、そこで例の娘にあい親分の義妹お雪とわかってビックリ仰天。小松村の七五郎が次郎長のもとに森の石松が都鳥一家に闇討ちされたと知らせて来た。乾分を集め次郎長は仇討ちに出発した。女房お袖と子供のために堅気になる決心した角太郎も一行に加わった。一家の留守に都鳥の身内為五郎一家が殴り込みをかけた。が、政吉の奇策で見事に撃退した。仇討をすませた次郎長の一行が戻った。角太郎は死んだ。お袖は次郎長を責めた。政吉は実は跡部政之進といい、桂小五郎の密命を受け次郎長の真意が勤王か佐幕かを探る、勤王の志士だった。政吉は清水の祭を利用して石松殺しの芝居をやった。石松役の政吉はヤクザの空しさ、勤王の尊さを熱演した。感動した次郎長は以後喧嘩を厳禁した。それをいいことに為五郎は政吉の親友熊造を斬殺した。政吉は次郎長に身分を明かした。次郎長は勤王の味方を約束した。そのお礼に、政吉は六助を連れて為五郎一家に殴り込んだ。跡部政之助の腕は冴え、新選組くずれの用心棒を一掃した。−−清水港に討幕の東海道征討軍の行列がさしかかった。先頭の馬上豊かに官軍姿の政吉の晴れ姿がみえた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1960年
製作国 日本
配給 東映京都
上映時間 91
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