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「シベリア超特急2」(2000)

38点38
映画評論家、水野晴郎の手によるサスペンスの続編。監督が憧れていたという豪華女優陣の共演はもちろん、「アンタッチャブル」をはじめとするパロディ・シーンも見逃せない。

あらすじ

記者のインタビューに応えて、ひとりの老作家が満州・菊富士ホテルで出会った山下奉文と、そこで起こった殺人事件を回想し始める。第2次世界大戦直前の満州。ヨーロッパ情勢を視察した山下奉文陸軍大将はモスクワからの帰途、シベリア鉄道の線路爆破事件に遭遇し、菊富士ホテルに宿泊を余儀なくされた。同じく足止めを食い同宿することになったのは、ドイツ帰りの女医・家入歌子、神宮寺伯爵夫人、芸者置屋の女将・迪子、アジアの舞姫・玲玲、スペイン大使館員の池波、戦争成金の田宮とその愛人・双葉、そして田宮に金で買われた中国人少女・メイファンと曰くありげな人物ばかり。果たしてその夜、田宮が鍵のかかった自室で殺されると言う事件が発生してしまう。しかし、折からの嵐でホテルは外界との連絡が遮断され、警察が到着する迄の間、山下大将は独自の調査をすることに。ところが、全ての客たちにアリバイがあり、しかもそれが実証される。唯ひとりを除いては。その人物とは、山下大将自身だった! 彼に容疑を向け、真相を追及する歌子たち。だが、山下大将の名推理で、今回の事件はヒトラーにユダヤ系ドイツ人の夫の命と引き換えに山下暗殺を命じられた歌子と、226事件で愛する肉親を亡くしたメイファンを除く女たちが、当時陸軍少将だった山下を逆恨みし、田宮に襲われそうになったメイファンが彼を殺害したハプニングに乗じて、山下を罠にはめようとした咄嗟の策略だったことが判明した。こうして事件の全容は明らかになり、また山下大将が226事件の際、青年将校たちをかばっていたことが彼の部下である佐伯大尉によって語られ、女たちの誤解も解ける。そして翌朝、漸くホテルに到着した警察に、山下大将は事件を田宮が阿片中毒の果てに自殺したと報告するのだった。当時、ホテルのボーイとして事件の一部始終を目撃していた老作家。インタビューを終えた彼は、改めて山下大将の偉大さを認識する。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2000年
製作国 日本
配給 アルゴ・ピクチャーズ=水野晴郎事務所
上映時間 106
公開日 2001年1月13日(土)公開
カテゴリ サスペンス/ミステリー
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