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「紅だすき喧嘩状」(1959)

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あらすじ

町の長屋で酒に酔い、喧嘩仲裁引受業をもって任ずる安兵衛は、松平家剣道指南番の菅野六郎右衛門という伯父がありながら自分は町民たちの人気者となっている浪人である。ある日彼の長屋に、堀部弥兵衛の娘お幸が、家老の息子との縁談をきらって家出し、乳兄弟の魚屋勘助をたよってころがりこんできた。やがて安兵衛が、中津川道場門弟の狼籍からお幸を救ったりしたこともあって、二人は口でこそ喧嘩するが、互に憎からず思うようになった。お幸は、安兵衛に、何もせずに威張っているとひやかされたことから、居酒屋高嶺の唄うたいとなって自活しはじめた。それを聞きつけた弥兵衛は、娘をつれもどしにやってきたが、歌の途中で邪魔しようとして、安兵衛にどなりつけられたことから腹をたて、そんな男には絶対に娘をやらぬといってお幸をつれさった。弥兵衛に無頼漢よばわりされた安兵衛は、さすがに胸にこたえて、酒をのみ、前後不覚に寝こんでしまった。眼をさましそうもない彼のところに、伯父六郎右衛門からの手紙がとどいた。それは、間近にせまった中津川道場門下、村上兄弟との決闘を前にして、甥の身の上を案じたものだった。かねてから六郎右衛門との御前試合に敗れたうらみを晴すことと、安兵衛に対するしかえしを計画していた村上兄弟が、卑怯にもしくんだ悪だくみの決闘である。親の反対を押しきって再び家出してきたお幸によびおこされ、安兵衛ははじめてこれを読んだ。既に決闘の時刻は過ぎている。高田の馬場にかけつけた安兵衛は、虫の息の伯父のかたきに、お幸のくれた紅だすきをつけて中津川一門十八人を見事に斬り倒した。おりからこれを見物していた弥兵衛も、いまは娘お幸の目のたかさと、婿安兵衛の三国一の男ぶりを、心の底からほめそやすのであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
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