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「鉄火大名」(1961)

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市川右太衛門主演“大名“ものの第3作。豊臣の恩義を忘れぬ信義の厚い福岡五十二万石・黒田長政の客分・後藤又兵衛は、太閣秀吉亡きあと家康につく外侯諸藩を腰抜け呼ばわりし、家康のド肝を抜いた。これを機会に又兵衛の失脚を謀る長政の家老三左衛門は、罠を仕掛け、まんまとはまった又兵衛は大隅城を落ちていく。

あらすじ

福岡五十二万石黒田長政の客分後藤又兵衛は、太閤秀吉亡きあと家康に外藩諸侯がつくのを不愉快に思っていた。駿府城に諸大名が総登場した彼らを腰抜けとののしり、豊臣への恩義の言葉を披瀝して家康のド肝を抜いた。そして酒宴の席に移るや徳川家家宝の名槍神州号を家康からまんまとせしめ、疾風のごとく駿府を去り大隅城に帰ってしまった。長政の家老三左衛門はこれを機会に又兵衛の失脚を計り、主君長政に又兵衛謀叛の企みありと告げ、又兵衛の見張り役としてつけた柚木、信濃の二人を、職務不忠実として殺害した。そして大隅城外を長政の手勢が、厳重な警戒で取りまいた。さらに三左衛門は柚木、信濃の死を又兵衛の仕業と、柚木の妹千春と信濃の息子達馬に偽った。又兵衛を慕う千春は苦しんだ。又兵衛は乳兄弟長政との無用の争いを避けて勘左、又介、小次郎、あづさら七騎を従えて大隅城を落ちていった。三左衛門は追跡隊を編成して又兵衛を追った。この中に達馬、千春の姿があった。地獄ケ原に追跡隊の襲撃をうけた又兵衛は、千春と達馬をみて驚いた。この戦いに三郎が補えられ無残に斬り殺されたが、三郎の言葉から千春と達馬は仇が三左衛門であることを知った。追跡隊の隊長母里太兵衛は又兵衛の親友であり、かつ三左衛門の汚いやり方に呆れていたので追跡はのらりくらりとやっていた。又兵衛はこのお蔭で重囲を脱出、竜野城を訪れた。城主小笠原淡路守は小藩ながら豊臣の恩義を忘れぬ信義の厚い武将で、又兵衛の気骨を大いに買っていた。この時、三左衛門の追跡軍と、さらに、淡路守の徳川への反逆を知った松平藩の軍勢が追って来た。又兵衛と淡路守は大坂城への血路を開かんと城を出て血戦に出た。又兵衛必死の働きは遂に三左衛門を討ちとった。かけつけた千春、達馬も三左衛門に一刀浴びせるが千春は金光の不意討ちのため落命した。母里大兵衛は陣の手薄な場所を又兵衛に教えた。千春の遺髪を待った又兵衛主従と淡路守一党は大坂城めざして落ちていった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1961年
製作国 日本
配給 東映京都
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