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「青春無銭旅行」(1954)

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1950年、成瀬巳喜男監督によってシリーズ第1作が撮られた、石坂洋次郎原作『石中先生行状記』ものの第4作。東北の田舎町に住む石中先生が来訪した二人の女学生の求めに応じて、中学生時代にした無銭旅行の話をするところから映画は始まる。以後は、中学時代の石中君とその友人によるふんだりけったりの旅行記。石中先生役は第1作以来の宮田重雄、その中学時代の友人の役は和田孝。中川信夫の数少ない現代劇の一つ。

あらすじ

東北の小都市にのんびりと暮している石中先生は、訪ねて来た女学生二人にたのまれて、中学時代にした無銭旅行の話を始めた。中学五年の石中君と丸山君は夏休みに制服、制帽に白ズックのゲートルをつけ、水筒と雑嚢をさげて無銭旅行に出かけた。街道に沿った川で泳いでいると、石中に好意をよせているクレオパトラという仇名の桃井園子に会い、話しているうちに、洋服を盗まれてしまうが、追いかけて取り戻す。御堂で一夜を過した二人は、百姓家の嫁モヨ子、姑タメ子婆さんの二人が祈願に来たのに返事をし、驚ろかせる。空腹になった二人が、葬列に加わり、饅頭を貰う案を考えていた時、昨日洋服を盗んだ山伏村井一心齊を見つけ、捕えるが理屈にまかれ、利用されておきざりにされてしまう。盗んだトオモロコシで露命をつなぎ、やっと山木村に着いた二人は、クレオパトラを思い出して、彼女の家、旅館大黒屋に泊めてもらい、銃剣術試合の審判に来ていた芋曹長という仇名の佐々木教師と会う。無銭旅行の目標日本海に着いた二人は、今戸村で知事の息子小林と間違えられたのを利用して、大歓迎会を受けるが、そこで一心齊、芋曹長と再会する。翌朝やっと今戸村を後にするが、クレオパトラと会って一諸に泳いでいると、二人の帰った後に本物の小林が来たといって追いかけてくるが、丸山が小林の夏休みの宿題も、試験も全部すると約束する。荷馬車に揺られて家へ帰る二人は、あんな大人達のようには決してならないと大声で唱いはじめた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1954年
製作国 日本
配給 新東宝
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