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「日蝕の夏」(1956)

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あらすじ

三島直樹の兄正樹は妙子と婚約していたが、父浩三の横槍で、一方的に婚約を破棄し、改めて由美子と婚約。以来、直樹と無二の親友だった妙子の弟礼一は、直樹に口を利こうともしない。幼な友達の杏子と久しぶりに顔を合せた直樹は、彼女に対する感情がかつての妹に対するような気持以上に進んでいるのを意識する。直樹はその後も相変らずモーターボートやオートバイで夏の生活に興じていたが、ある日のタ暮、三十五、六の美しい節子と知り合う。程なく、杏子が直樹の家を訪ねて来た。喜んだ直樹は、だが友人の武田やヨットクルーザの男達が彼女を見知っているらしい事実に不安になる。信州へ行くと立去った杏子も、実の処行かなかったらしい。何か取返しのつかぬ気持になった彼は、海浜のバーで仲間と共に気狂いじみたゲームのあげく、ホテルの節子の部屋で目を覚す。泥酔した彼を節子が運んできたのだ。以来、二人の仲は急速に進んだ。処が二人の訪れた那須のホテルには、高崎へ行った筈の父の車が止っていた。いぶかる直樹の前に現われたのは父に寄り添う妙子の姿。兄の婚約破棄の裏面を知った彼は以後、執拗に父親を憎む。そうした或る夜、節子と秘密舞踏会に出掛けた直樹は、仮面をつけて踊る杏子と礼一の姿を見、「お前の親父だって……」という礼一の言葉にうなだれるだけだった。家に戻った彼はガレージに入り、父の車の車輪のネジを全部外してしまう。翌朝、父の車が出た後、来客の気配に直樹は眼を覚す。窓から覗く母親の部屋には母明子と抱き合う男の姿。女中の話では情人とのつき合いは二年に及んでいる。父と母の反目は母に原因があったのだ。程なく、重傷を負い熱海の病院に収容された父の病床に駈けつけた直樹は、自分の仕業を告白。だが浩三は微笑を浮べるだけだ。直樹は到着した兄と入れ違いに、あてもなく海岸に出た。後から追って来た節子の車に拾い上げられた直樹は「何だかバカに睡いや」と呟いてグッタリとしてしまった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1956年
製作国 日本
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監督

キャスト