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「月と接吻」(1957)

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あらすじ

生活力旺盛な女房の扶養をうけている月風氏は、売れない詩を作っては、尻の下に敷かれている名許りの亭主で、コマネズミのようにコキ使われる毎日を送っている。月風氏の息抜きは、近所で雑貨屋兼月賦販売を営む花島金太郎の二階に下宿している三文文士で、大食漢の能勢梅童君との閑談である。月風氏の女房千絵子は、今をときめく魅惑大女優で、芝居の練習に一生懸命。その夜も一人海辺を歩きながら台詞の練習を終えて帰宅すると、なんと玄関先でしたたか酔った月風氏が倒れていたが、彼女はスマシ顔でソッポを向いて寝室へ……翌日、月風氏は朝早くから、千絵子の芝居の練習相手に一生懸命。千絵子と一緒になってからマコトの愛情をうけた事のない彼氏は、偶々芝居の内容がラブシーンの処とあって、スッカリ陶酔してしまっていた。そこへいつのまにか来ていた梅童君。彼は、九カ月も間代をためたので家主の金太郎夫婦から追い出しを喰い、月風氏の家へ転がり込んで来たのである。しかし女房天下の月風氏の処では、亭主の願いも聞かばこそ、頑として千絵子は梅童君を置く事をうけつけないのである。ついに月風氏は、親友梅童君のために敢然と女房千絵子に立ち向った。上を下への大格闘、通りかかったお巡りさんも、梅童君も、テッキリ芝居の練習と思い込み、“役者はうまいもの、真に迫っている”と感心して眺めてはいたものの、それが本当の喧嘩とあって二度吃驚!喧嘩の内容を知った梅童君、スッカリ平身低頭して月風氏に大感激!結局、千絵子も折れて梅童君は、下宿する事になったが、それよりも、千絵子が、月風氏の男らしさを発見して、打って変って女らしくなった。そしてそれ以来、毎日新婚夫婦のような楽しい甘い毎日を送り迎えるようになった……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
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