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「赤い鷹」(1966)

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人気絶頂期の橋幸夫主演の正月映画。東京新報社会部の記者・旗雄次は、ヤクザ組織巽組が芸能界を食いものにしていると知り、その記事を週刊誌に持ち込んだ。実は巽組組長は雄次の兄で、巽組の対抗勢力が雄次を利用していたと分かり……。恋人役は、当時橋幸夫との共演作が多かった倍賞千恵子。

あらすじ

東京新報の社会部記者雄次は、血気の多い若者で、取材先で記者としての鉄則を破ることもしばしばであった。雄次の大学の先輩でデスクの泉太郎は、そんな雄次のよき指導者であった。ある日、ヤクザの新旧勢力の生態を取材に出かけた雄次は、同じく取材に来た日刊帝都新聞社会部風間新子とはち合わせ、お互いにファイトを燃やした。或る日二人は、大島で賭場が開かれることをキャッチした。大島は雄次の郷里である。新子を家に招いた雄次は、母が新子を、恋人あつかいするのを迷惑がりながらも、心に暖かいものを感じていた。賭場にまぎれ込んだ二人は、ヤクザと格闘したり危険な取材を終えて帰ったが、デスクはその原稿を面白くないとつき返した。深夜まで酒を飲み明かす雄次は、流行歌手南風あぐりから、芸能人を食方も聞き、巽組追放の原稿を、週刊トップ社にもちこんだ。大いに感激した社長木原大作は、すぐ雑誌にとりあげ、キャンペーンは開始された。一方巽組々長の政吉は、雄次を呼び出し決闘を申しこんだ。物蔭から二人を見守る巽組代貸小田鶴松の頬になぜか涙が流れていた。数日後、雄次が原因で、妹君江の縁談が被談となった。雄次の実の父は巽組の先代の親分だったのだ。組長政吉は雄次の兄であった。そして、巽組と勢力争いをする暴力団五味万造らが、南風や週刊トップ社を買収し、雄次を巧妙に利用していたのだ。真相を知って怒った雄次は、五味一味の巣へ車をやると、格闘を迫り、遂にこらしめた。ようやく明るさをとり戻した雄次は、新子に見守られながら、ラグビーOB戦に青春のエネルギーを叩きつけるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1966年
製作国 日本
配給 松竹=松竹映画
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