閉じるボタン
【重要】システム障害発生につきまして

「うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー」(1986)

31点31
諸星あたるやメガネたちは、自主映画の製作を進めていた。映画は面堂家の庭の桜の巨木にまつわる鬼姫伝説を題材にしていたが、あたるがそれを切り倒した時から、友引町で異変が続発する。桜の木の跡に出現する湖、凍っていく人々の夢。そしてラムは超能力を失い、ツノもとれてしまう。友引町が意思を持ち、ラムという異物を調べようとしていたのだ。なす術のないあたるは、ただ走り続けることでラムへの想いを表現するが……。感覚的な描写など、冴えを見せた作画に比べて、物語的には混乱。ウエットでミステリアスな雰囲気が漂い続ける、まさに“五里霧中“の作品となった。DVDタイトルは「うる星やつら 劇場版 ラム・ザ・フォーエバー」。

あらすじ

ある夜、友引町が大停電になった。あたる達は面堂家に伝わる鬼姫伝説をモチーフにした自主製作映画に取り組んでいた。主役はラムである。撮影のため面堂家の守り神とも言われる名木・太郎桜が切り倒された。ラムはあたるに電撃を発射するが、はね返されてしまう。電流が弱まったらしい。また4月というのに、大群の蝉ととんぼが友引高校に現われるという異変が起きた。ラムは空を飛ぶ能力も失い、角も消えてしまう。更に、面堂やメガネたちの心から、ラムへの想いが消えていく。また異変が勃発した。大地震と共に面堂家の丘が隆起し、山となってそそりたったのだ。友引町は冬の気配を漂わせた。面堂は修学旅行の写真からラムの姿が消えているのを見つけ、鬼姫伝説を調べはじめた。あたる達は面堂の祖父の話から、太郎桜を調査、桜の巨根には骸骨と化した鬼姫がからみついていた。鬼姫は力を太郎桜に封印していたのだ。一方、ラムはサーカスの一座や子供のあたる達に誘われ街へと消える。彼女は酸素ドロップらしきものを口に含むと、湖の中に入って行った。ある朝、面堂が夢を見て眼を覚ますと、未来の都市が凍りついて出現していた。彼は全校生徒を集め説明する。今までの異変は友引町が意識を持ち始めた為で、ラムの超能力が消えたのは彼女が宇宙から来た異分子だからだと。そこにあたるが駆け込んで来、ラムが失踪したと告げる。面堂は友引町を二分して戦争を始めた。皆を極限状態にし、元の友引町に戻そうと願うようにすれば戻ると思ったのだ。あたるは戦いに参加せず、走り出した。ラムは一本の巨大な樹の前に導かれた。樹の上に巨大な胎児がおり「私は町の記憶にすぎない」と言う。戦争は終わり、皆、友引町に帰りたいという同じ想いを抱いた。胎児は「大じょうぶ、想い出だけで生きていける、地上は君たちのものだ」とラムに告げた。町は元に戻った。あたる達はラムの姿を見つけた。夢の時間は、テレビの瞬きを最後に消えた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1986年
製作国 日本
上映時間 95
チケット 前売りチケットを購入する