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「怪談累が淵〈1960年〉」(1960)

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安田公義監督による大映十八番の怪談もの。貧乏旗本・深見新左衛門は、借金の催促に来た針医宗悦を刃にかけ、下男・三右衛門に死体を捨てにやらせる。しかし、妻のおくまの顔が宗悦に見えてきて彼女を斬り殺し、自らも狂い死ぬ。おくまの情夫・吉松は、死体をつづらに入れて捨てに出た三右衛門を殺し、金を奪う……。

あらすじ

貧乏旗本深見新左衛門は、借金の催促にきた針医宗悦を匁にかけて下男三右衛門に死体を捨てにやらせた。そして留守中死んだ宗悦の顔に見えてきた妾のおくまを斬り、自からも狂い死んだ。おくまの情夫吉松は死体をつづらに入れて捨てに出た三右衛門を殺し、金を奪った。近づく人影に吉松は宗悦の死体を水中に沈めて逃れた。武者修業を終って国に帰った新左衛門の息子新五郎は、自分の一家の者が死に絶えているのに驚いた。宗悦の死後、彼の娘である豊志賀は富本節の師匠として自活しはじめた。妹のお園は芸妓となった。遊び人甚蔵を子分にすさんだ生活を送るようになった新五郎は、ある日、ふとしたことから豊志賀を知り、二人は同棲するようになった。豊志賀の弟子お久が養父母により老旗本の妾にされようとし、豊志賀に救いを求め、それを今は親分になっている吉松一家のものがつれ戻そうとしたのを、新五郎が救ったのである。豊志賀は新五郎に打ちこんだ。それがこうじてくると、彼女はお久と新五郎の間をさえ疑うようになった。狂気した豊志賀はころんで左の眼を傷つけ、生まれもつかぬ顔となった。妹のお園を恋しがって呼ぶ豊志賀の話を聞くうちに、新五郎は、自分の父新左衛門と豊志賀の父宗悦の間にまつわる悪因縁に思い当った。養父母につれ去られるお久と新五郎が追っているうちに、豊志賀は吉松とその子分に殺された。やっと新五郎が助けたお久は、宗悦の亡霊におびえて川におちた。そこへお園とその恋人良之助がかけつけた。新五郎は吉松を斬り、お久をすくいあげ、お園と民之助の手で正気にかえった。めぐる因縁の恐ろしさに新五郎は豊志賀の死体を抱いて泣いた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1960年
製作国 日本
配給 大映京都
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