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「帰ってきたヨッパライ」(1968)

【DVD発売中】

57点57
同名タイトルのミリオンセラー突破のヒット曲を題名に使い、曲を歌ったザ・フォーク・クルセダーズの3人組を出演させた大島渚の異色作。全体は2部構成で、日本人と韓国人という、政治的因縁浅からぬ民族問題の意識を扱っている。物語の途中でファースト・シークエンスがそっくり回帰する斬新なスタイルが話題に。

あらすじ

大学生活最後の休暇を楽しむため、大ノッポ、中ノッポ、チビの三人は日本海の海辺に行った。暖い陽気に誘われて三人は、泳いだが、いつの間にか服がなくなり、代りに軍服と粗末な学生服があった。三人はそのため、密航者と思われ、パトカーに追われる破目になった。その途中、たまたま、魅力的なネエちゃんと知りあい、銭湯で服をすり換える、という知恵を授けられたが、見なれぬ青年と少年にピストルをつきつけられ、もとの服に戻されてしまった。青年たちには、何か事情があるらしいが、三人には何が何だかさっぱり分らない。ただただ、パトカーと、青年との手を逃れるべく、走り回らねばならなかった。追われているうちに、三人は次第に逃げ方も隠れ方も上手になっていったが、いまは、東京が平和で天国のように住み良い所に思えるのだった。三人の逃亡に協力してくれたネエちゃんは、毒虫という悪者の養女だが、三人には天使のように暖かく、優しかった。そんなうちに、中ノッポがネエちゃんに恋をしてしまった。だが、三人は、パトカーと、消えてはまた現われる青年の拳銃におびえながら東京に向って逃亡を続けていかなければならなかった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1968年
製作国 日本
上映時間 80
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