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「夢幻琉球・つるヘンリー」(1998)

100点100
「ウンタマギルー」以来、10年ぶりとなる高嶺剛監督の新作。拾ったシナリオを映画化しようとする民謡歌手とその息子の姿を、虚実入り交じった独自の時空間の中に綴っていく。

あらすじ

別れた男から逃亡中の琉球民謡歌手の島袋つるは、ある日、「ラブーの恋」と題された一冊のシナリオを拾う。それは、メカルという映画監督が執筆した”沖縄の過ぎ去りし日を懐かしみながら未来を言い当てるSF映画”であった。しかし、当のメカルは製作資金をギャンブルで使い果たし、今はチキュウギシリアゲ蟻の研究に夢中で台湾に渡ってしまう。そこで、つるは息子のヘンリーと共に「ラブーの恋」を映画にしようとカメラを回し始めるのだった。映画の主人公・ジェームズは、高等弁務官を父親に持つハーフである。60年代の終わりにアメリカへ留学した彼は、実は父親が反米活動家であったことという事実を知ってしまったが為に、記憶を抹殺されて強制送還。以来、体に放った火を人々に売って歩くようになるのだが、再会した母親と入水自殺してしまう。自らもハーフであるヘンリーは、そんなジェームズと自分をダブらせるようになり、それにつれて映画と現実もマチブイ(混乱)していく。やがて、映画はタルガニー一座の芝居と一緒に”連鎖劇”として公開され、好評を博すのであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1998年
製作国 日本
配給 高嶺プロダクション=市民プロデューサーシステム
上映時間 85
公開日 1999年8月21日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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