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「無頼平野」(1995)

【DVD発売中】

50点50
漫画家つげ忠男の未完の大作を、石井輝男がオリジナリティー豊かにシナリオ化。ナミは街の皆が憧れる“カジノ座”の踊り子。無頼漢として知られるサブも、ナミに思いを寄せる一人だった。同じくナミを狙うヤクザ組織のボス・梶山は、彼女に陰湿な嫌がらせを重ねる。窮地を幾度も救うサブだが、ナミは無頼漢からの好意は受けようとはしない。嫌がらせはエスカレートし、梶山はついにナミを無理に連れ去ってしまう。梶山のアジトに単身乗り込むサブ。手強い殺し屋のため窮地に追い込まれた彼の前に現れたのは、ナミの父親でありサブの幼い頃の記憶にもある伝説の無頼漢、リュウだった……。ビデオタイトルは「昭和侠客外伝 BURAI-HEIYA」。

あらすじ

忠男と尾瀬は血液銀行とは名ばかりの、胎盤から血を絞り出すという人々の一番嫌がる仕事をしていた。忠男は“カジノ座”の踊り子・ナミに憧れていたが所詮は高根の花で、見知らぬ人に葉書を出すという孤独な遊びにふける日々を送っていた。一方、ヤクザ組織・黒竜会のボス梶山もナミを狙っていて、ナミに色々と嫌がらせをしている。その黒竜会に立ち向かってナミを助けたのが無頼漢のサブだった。しかし、サブが無頼漢であるがゆえに、ナミはその好意を避けるのだった。サブと尾瀬は幼な友達で、お互い貧しい少年時代を送った。少年時代のサブは祖父の陰湿なイジメに耐え兼ねて家出し、その時に、梶山一味と対決する無頼漢リュウと遭遇した。その出会いは強烈な記憶としてサブの脳裏に深く刻み込まれている。ある夜、黒竜会のチンピラとのケンカで腹を刺された尾瀬が、そのまま死んでしまった。忠男と二人で尾瀬の骨を拾った夜に、サブはリュウと偶然再会する。リュウは娘・ナミを一目見ようとこの街に戻ってきていたのだった。ナミの“カジノ座”での晴れ舞台の日、梶山はナミをさらい無理に犯そうとするが、サブは梶山の娘・貴美子をタテにナミを助ける。黒竜会とサブとの対決は避けられず、サブは黒竜会によって連れ出され、たった一人で大勢を相手に戦うが、そこにサブを助けようとするリュウが現れた。サブとリュウは黒竜会の手下たちを次々と片付け、いよいよ梶山とリュウが一対一で対峙する。リュウの刀が梶山にとどめをさして戦いは幕を閉じたが、自らも傷ついたリュウはサブの腕の中で絶命した。リュウを看取ってナミの元へ向かおうとしたサブもまた、傷ついた体を支えきれずに雨の中で息を引き取るのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1995年
製作国 日本
配給 ワイズ出版=M.M.I
上映時間 99
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