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「オーギュスタン/恋々風塵」(1999)

【DVD発売中】

60点60
'95年のカンヌ映画祭で話題となり、日本でもロングヒットした『おとぼけオーギュスタン』の待望の続編。9年ぶりの本作は、フランス版『Mr.ビーン』と言われた前作から打って変わって、淡いラブ・ストーリー。おとぼけキャラはそのままに、彼の純粋さが詩的に表現され、静かな感動を呼ぶ。

あらすじ

パリの街を横断するオーギュスタン(ジャン=クレティアン・シベルタン=ブラン)が今夢中なのは、カンフーだ。カンフー映画の大スターを夢見る彼は、ジャッキー・チェン主演のカンフー映画が上映中の映画館に入り浸って、大型テープレコーダーにその音声を録音している。そして帰宅後、それを再生して自己流カンフーの練習に励むのだ。ある日、ウェイター役で大スター、ファニー・アルダンとアンドレ・デュソリエの共演シーンにエキストラ出演したオーギュスタンは、NG連発で監督(パスカル・ボニツェール)から怒鳴られる。しかし悪びれることなく、飄々とマイペースを崩すことはない。その夜、カンフーの練習をするオーギュスタンの前に、幻覚のようにカンフーマスターが現われ、こう告げる。「修行を積め。これまでの生活を捨て、未知の世界に旅立つんだ。カンフーが生まれた土地へ…」。翌朝、全財産を自転車に積み込んだオーギュスタンは、軽やかにパリの街並みを走る。パリ13区の中国人街に到着した彼は、ホテル上海に新居を構える。こうしてオーギュスタンの修行の日々の幕は切って落とされた。だが彼はひとつ重大な問題を抱えていた。他人と触れることが苦手なのだ。目眩が起きて、悪寒に苛まれ、身体が麻痺してしまう。何とかこれを克服しようと、オーギュスタンは街中にそびえる団地の一室を訪ねた。そこは、中国から1年半前にパリにやってきた鍼灸師リン(マギー・チャン)の診療所。“中国2000年の歴史”を信じ、彼は治療を受けることを決意する。一方、少しでも多くの中国人と知りあいたい彼は、地元中国人向けの雑貨店の店員になるべく、オーナーに直談判する。店員補充の予定はないとケンもほろろなオーナーの態度を一変させたのは、オーギュスタンのこの一言だった。「タダ働きでかまいませんから」。こうしてみごと店員の座を射止めたオーギュスタンは、店長のレネ(ダニー・コール)から商売のコツを叩き込まれるが、その最中に居眠りをしてしまう。オーギュスタンはリンを訪ね、ブッダ教会に足を踏み入れる。そこで彼は、リンのフランス語教師であるブティノ(ベルナール・カンパン)と知りあう。ブティノは19世紀の中国を舞台にした小説を執筆するため、リンからアドバイスを受けていたのだった。こうしてオーギュスタンは、彼から中国語を学び始める。やがて、オーギュスタンに対するリンの治療は本格的になってゆく。その頃、仕事面でも変化があった。レネがオーナーを説得したのが功を奏し、有給で正式採用になったのだ。そんなある日、オーギュスタンはリンからブッダ協会の設立10周年パーティに誘われる。いつしかオーギュスタンは、リンに惹かれ始めるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
原題 AUGUSTIN,ROI DU KUNG-FU
製作年 1999年
製作国
配給 ワイズポリシー
上映時間 89
公開日 2005年6月18日(土)公開
カテゴリ ラブ・ストーリー
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