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「祝辞」(1985)

60点60
某大手会社の万年課長・早乙女良介はもうすぐ定年である。ある日良介は、専務から息子の結婚式で祝辞を述べてくれと頼まれる。口下手の良介はスピーチの本を買ったりビデオを見たり四苦八苦。ようやく結婚式の日が訪れたが……。十分に笑えるウェルメイドなコメディ。

あらすじ

大手会社の庶務課長の早乙女良介は、定年を間近に控えた万年課長。彼の家族は、妻・絹代、高校生の娘・房枝、母・みよ、それに演劇に夢中で勘当中の息子・宗八郎である。ある日、良介は専務から、息子の結婚式のスピーチを頼まれた。口下手な彼は悩みに悩む。絹代は訪ねてきた宗八郎から、自分たちの芝居のファンでOLの宇佐美恭子と結婚すると聞き、うろたえてしまった。宗八郎は「お父さんにはお母さんから話してくれ」と帰って行った。良介は本を買ってきたり、ビデオを見たりとスピーチの準備に頭をかかえている。それでもいい案の浮かばない彼は、アナウンサーだった友人・原田一郎を訪ねることにした。絹代は宗八郎のアパートに電話をかけ、彼が同棲していることを知る。そして、休日にアパートを訪れ、恭子に会って驚いた。恭子はしっかりした良家のお嬢さんだったのである。絹代の心は緩んで来たが、問題は頑固な良介をどう説得するかである。良介はようやくこれだというエピソードを思いついた。帰宅するなり、スピーチの原稿を書き、家族に読みあげる良介。絹代も房枝も満足そうだった。その夜、良介は絹代に「宗八郎に厳しくあたりすぎたかもしれない、ママには感謝しているよ」と語った。結婚披露宴の当日、良介の前に谷村部長のスピーチが始まった。それを聞いてみるみる良介の顔が青ざめた。彼がようやく考えついたエピソードそのままなのである。スピーチに立つが、動転している良介は「私には二人の年頃の子供がいる」と言ったきり絶句。そして「おめでとうございました」だけで終わる。ガックリして帰宅した彼は家族にあたり、会社をやめると言いだす。そこに専務から電話がかかり、新婦の両親が良介の感情のこもったスピーチに感激していることを告げた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1985年
配給 松竹
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