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「悪魔の接吻」(1959)

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あらすじ

月賦販売業みゆき商会の社長伊藤浩三の妻幸江は、理智的な女であった。夫浩三から事業不振を聞かされた彼女は、運転手兼店員の内山に経営状態を聞いて夫の話に不審をもった。夫の事務所によってみた彼女は、そこで夫が競馬のノミ屋広沢から十万円を催促されているのを見た。幸江は帳簿を調べるため車につんで帰ってしまった。幸江の異母妹で女中の子に生れ、幸江を憎んでいる恒子は、浩三と通じていた。彼女は浩三に幸江を殺してしまうようそそのかした。夜ふけに帳簿を調べている幸江を殺し、死体をガレージにはこび、ダイナマイトを仕かけたワゴン車に乗せる。午前十二時に爆発するように時刻装置をほどこしたこの車を、内山に命じて、幸江の実家甲府に向けて出発させる。あらかじめ内山にはそれらしい手紙を巧みに書かせてある。世間は、社長夫人と運転手が、情事の末に無理心中をとげたと思う筈である。ワゴン車は出発し、計画は九分どおり完了したかにみえた。ところが、途中で気がついた内山が、ガソリン代をとりに戻ったことから、計画は狂いはじめた。ちょうど来あわせた姪の友子が、甲府に行った友を追って内山の車に同乗すると言いだしたのだ。浩三が恒子の電話に出ているうちに、二人を乗せた車は出発してしまった。もうすぐ車は爆発する筈だ。十一時四十分。ところが、突然ブザーが鳴った。玄関に出た浩三の目に、土間におちている幸江の腕時計がうつった。人はいない。不思議に思い寝室にとってかえした浩三は、そこで幸江の死体を見た。驚きのあまり彼は心臓マヒを起し、恒子に与えられた酒を飲むと死んだ。−−総ては、恒子と内山の仕くんだカラクリだったのだ。浩三と幸江は心中したことになった。だが、なおも内山毒殺を企んだ恒子は、計画を警察に感づかれ、みずから毒酒を飲んで死に、内山も捕えられた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
上映時間 88
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