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「陸軍中野学校 雲一号指令」(1966)

【DVD発売中】

42点42
神戸を舞台に、大型軍用船爆破事件の真相を探る椎名次郎の活躍を描く。前作は、中野学校生たちの青春群像劇といった作りだったが、本作は人間ドラマよりもストーリー性を重視した娯楽作となっている。敵スパイとの対決という基本型ができあがった。

あらすじ

大型軍用船が、神戸出港後、謎の爆沈をとげるといった怪事件が相次いで起り、中野学校に事件解決の命令が下ったため、椎名と杉本が捜査することになった。杉本は神戸港の夜警に潜り込み、椎名は神戸を中心として発生する怪電波の行方を追った。夜警に入ってから十日目。杉本は、元川という倉庫係を怪しいと睨み、元川を徹底的に尾行した。元川は元町の売れっ子芸者梅香と逢ったり、上海にある親日新聞、黎明日報の神戸駐在員佐々木と逢ったりしていた。そんな元川をつけ廻しているうち、元川が夜中に倉庫に入ったのを見届けた。その倉庫は軍需物資で、上海に送られるものだった。憲兵隊と連絡をとった杉本は元川を逮捕した。元川は煙草ケースの中に時限爆弾を仕込んで持っていたが、これを発見されるや元川は舌をかみ切って自殺した。一方、佐々木の家に向った憲兵隊も、佐々木の自殺死体を発見しただけだった。二つの糸をぷっつり断ち切られてしまったが、残る梅香を椎名は執拗に追った。梅香には、憲兵隊長の山岡中佐がひどく肩入れをしており、時々、憲兵隊のお座敷にも呼ばれていることを知った椎名は、憲兵隊幹部が集る連絡会議がくさいとにらんだ。その会議の夜、梅香は、憲兵隊副官西田の部屋に入り、西田がバスに入っている間に、小型カメラで重要書類のコピーを撮った。一部始終を天井裏から覗いた椎名は、梅香を逮捕した。自分の不利な立場を知って、逆上した西田大尉は、梅香を射殺、自殺してしまった。梅香の葬儀は山の手教会で行われた。しかし、元川、佐々木の葬儀もここで行われたと聞いた椎名の頭にひらめくものがあった。怪電波の発信地を知ったのだ。十字架に仕組んだアンテナを発見するのはもう時間の問題だった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1966年
製作国 日本
配給 大映=大映京都
上映時間 81
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