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「炎の城」(1960)

70点70
瀬戸内海に臨む王見城に、明国へ留学に出ていた若君・王見正人が帰ってきた。だが、正人の不在中に父・勝正は叔父・師景に暗殺され、王見城は師景に支配されていた。真相を知った正人は狂気を装って帰城し、父の仇を討つ機会をうかがう……。名匠・加藤泰が『ハムレット』を豪快に翻案した佳作。

あらすじ

約四百年の昔、瀬戸内海沼岸に偉容を誇る一城があった。王見城というり城内は、明国から帰ってくる若君王見正人の噂でもちきりだった。だが、正人の留学中に、父勝正を謀殺、城主の位を奪った正人の叔父師景と腹臣の六角直之進、今は師景の妻となっている正人の母時子は、正人の帰国を不安の面持で迎えた。正人は、師景の暴政の数々を耳にし、狂気をよそおって帰城した。だが、正人の狂気も、彼を愛する雪野の目をあざむくことはできなかった。正人は、ある夜、父勝正の血にまみれた亡霊を見た。父の死に疑いをもった正人は一計を案じた。猿楽の一座を招き、師景、時子に天皇を刺し殺した后サビメの古事記の一節を見せた。時子は悲鳴を上げ、師景は席を立った。正人は、ある日、誤まって雪野の父直之進を刺してしまった。正人は直之進の墓前で雪野に会った。すべてを許す雪野を、彼は振りはらわねばならなかった。雪野は死んだ。師景は奸智をめぐらし、雪国の兄祐吾と正人の決闘を図った。師景は、水瓶に毒を入れ、祐吾の剣にも毒を塗り、弓隊まで準備した。祐吾は毒のため血を吐いて倒れ、弓隊は正人をかばう時子の胸を射抜いた。その時、農民一揆の大群が城内になだれこんだ。城は炎上、正人は師景を倒した。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1960年
製作国 日本
配給 東映京都
上映時間 98
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