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「博徒対テキ屋」(1964)

70点70
昭和4年の浅草を舞台に、デパート進出を図る資本家と伝統的テキ屋との対立、さらにはテキ屋同士の内紛に巻き込まれる博徒の姿を描く。菊家一家の息子・竜太郎は、自分が母親の密通からできた不義の子であることを知り、実の父親を殺して一家を飛びだしたものの、浅草のために我が身を投げうっていく。

あらすじ

昭和四年、浅草にデパート進出を計る資本家と伝統的な露店業を生活の糧とするテキ屋との間には一触即発の不隠な空気が流れていた。菊家一家の四代目、貴島政吉には竜太郎と勝男という二人の息子があった。長男の竜太郎は五年前、自分が母親の密通から出来た不義の子だということを、叔父御にあたる真の父親から聞かされ、その叔父御を殺して菊家一家からとびだした。そして今では博徒となって国分一家の代貸を務めていた。が、ある日竜太郎は菊家一家を目の仇きに狙うテキ屋、滝岡と彼とグルになった上州馬賊小松らといざこざを起し留置場へ入った。そんな竜太郎を、貰い下げにきた菊家一家の水野は、勝男が政吉と口論して家をとび出したことを告げた。竜太郎は、そんな勝男に、かつて誰にも話したことのない自分の出生の秘密を打ち明けて説得した。そんなとき、菊家一家のニワ場に小松一派がインネンをつけてきた。しかし、一分のすきも与えぬ堂々とした政吉の態度に、さしもの小松も引き下がらざる得なかった。こうしたテキ屋同志の内紛をよそに杉屋デパートと大島社長は仁侠肌の博徒国分辰之助の協力を得て建設計画を着々と進めていた。資本家の圧力と度重なる馬賊の嫌がらせに菊家一家のニワ場からは、店をたたむものも現れはじめた。勝男は直接大島社長に談判した、意外にも、転業者への助成金十万円は、すでに滝岡に支払われていた。さらに数日後、政吉が小松の凶刃に襲われた。浅草に生れ、浅草を愛する男竜太郎の怒りは爆発した。竜太郎は単身滝岡一家に殴りこみ、すて身で滝岡に突っこみ差しちがえて、自らも死んでいった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1964年
製作国 日本
配給 東映=東映京都
上映時間 91
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