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「殿さま弥次喜多 捕物道中」(1959)

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中村錦之助と中村賀津雄の兄弟コンビが尾張と紀州の若殿に扮し、身分を隠して珍道中を繰り広げるシリーズ全3作中、2作目にして最高傑作。今回、二人は義賊観音小僧に罪を着せようとする悪徳商人の悪事を暴き、海賊を退治する。職人・沢島忠の演出はミュージカル風、スラップスティック風と軽妙洒脱。

あらすじ

尾張の若殿宗長と、紀州の若殿義道の二人は「弥次喜多道中」の味が忘れられなかった。それぞれのお城で退屈を持て余した。−−宗長の城へ、義直の妹鶴姫の一行が見合いのためにやってきた。宗長が鶴姫に会うと、それは義直の女装だった。二人は早速脱出の打合せをした。そのとき、本物の鶴姫一行がつき、あわてた家老たちが二人のところへきて見ると、すでにモヌケのカラだった。物わかりのいい鶴姫は笑って見ているが、家老たちはすぐ二人に迫手を出す。−−二人は尾張の宮で、舟に乗りこんだ。義直が殺人の現場を目撃し、犯人を探して船内をウロチョロすることになった。乗合わせた顔ぶれは、紀州家御用商人と自称する海賊和泉屋と稲妻の黒兵衛一味、駈落者の春六とお夢、大名荒しの義賊観音小僧に救われ故郷に帰る勘兵衛と孫のお君、小股の切れ上った姐御おれん、それに観音小僧を追う江戸の岡っ引・法華の大八と乾分シンガリの留などである。テンヤワンヤの大騒ぎの末、宗長と義直は船を下り、おれんと同行することになる。大八が二人を観音小僧と思いこみ、追いかけ、和泉屋も秘密を知られたと二人をつけ狙う。勘兵衛が偽の観音小僧に殺された。おれんが真の観音小僧なのだ。黒兵衛が与吉を煽動して親分の和泉屋を殺そうとしていた。観音小僧の名をかたって荒し廻った財宝を横取りするためである。が、逆に和泉屋に殺される。宗長らと和泉屋一味に情報を売りつけた者があり、両派は漁師小屋で対決する。和泉屋らが船に逃れ、二人も船へ。駈けつけた家老たちの前を、若殿たちと海賊を乗せた船が沖へ出て行く。乱戦が続き、二人が海賊たちをたいらげたとき、船も舟板を武器にはがれて裸になっていた。二人は紀州へ向った。そこには、おれんやお君や鶴姫たちが待っているはずだ……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
配給 東映京都
上映時間 84
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