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「新網走番外地」(1968)

【DVD発売中】

78点78
マキノ雅広が石井輝男から受け継いで監督した一編。昭和23年、復員した末広勝治は、新橋で石津組と華僑連合の対決に巻き込まれ犠牲者となった親友の死に怒り、悪徳ヤクザをカービン銃で葬る。マキノ雅広らしいにぎやかな顔ぶれによる新シリーズだが、今ひとつしっくりこない。

あらすじ

昭和二十三年。復員して来た末広は、新橋駅頭で、進駐軍兵士に無理矢理連行される日本人娘を救った。だが、兵士にパンチを浴せた末広は、即刻逮捕され、北海道の米軍刑務所に送られた。四ヵ月後、末広は再び故郷新橋の士地を踏んだ。しかし、家は焼けて跡かたもなく、母や妹の消息も知れなかった。その頃新橋は、北口の石津組と、南口に努力を張る華僑連合が対立していた。松鐘組の残党小松は、石津組にことごとく楯をついていたが、ある日袋叩きにあっているところを末広に助けられ、以来末広の後を離れなかった。そんな折、末広は出世前の仲間源吉とめぐり合った。そして小松を含めた三人は、石津を強迫し、客分としてもてなすという証文を書かせた。一方、石津も三人を縄張争いに、巧く利用しようと考えていた。やがて末広らは、石津組を襲った華僑連合を、退りぞけ、露店商たちから銀座の顔役と敬われるようになった。末広が、客をひく妹秋子と再会したのは、そんな折だった。末広は妹の姿に怒ったが、秋子の恋人が真面目な中国青年楊であることを知って喜んだ。そして、秋子の仲人を郡司に頼むのだった。だが、その郡司は、末広の恋人、芸者の秀駒を愛していた。末広は二人の板挾に悩んだが、秀駒に郡司との結婚を勧めるのだった。その頃石津は、華僑連合が扱う統制品を北口の露店商に卸そうと考え、連合の幹部劉や崔と同盟を結んだ。仕入値の高さに困惑する露店商を知った末広は、華僑連合を脱退した楊と直接取引出来るようはからった。しかし、この一件は、石津や劉を怒らせ、楊は石津組が故意に起した交通事故の犠牲者となった。その惨状を見た郡司は、単身石津組に殴込んだが、弾丸を浴びて他界した。相次ぐ親友の死に怒った末広は、必殺のカービン銃で、つぎつぎと悪徳やくざを葬っていったのであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1968年
製作国 日本
配給 東映=東映東京
上映時間 94
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