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60点
「緑の街」(1997)

昨年、全国で巡回上映された小田和正の監督第2作が、晴れて劇場公開に。小田自身をほうふつさせる、映画制作に奔走するミュージシャンを主人公に設定した愛の物語が展開する。
あらすじ
売れっ子ミュージシャンの夏目草介が、突然映画を撮ることを宣言した。映画ビジネスはリスクが大きすぎると言って猛反対する事務所の社長・坂本を押し切り、既に書き上げていた脚本の映画化を進める草介。だが、彼は様々な困難にぶちあたることになる。まず、映画の配給元が主演女優を勝手に選んできてしまったのだ。主人公を、今は劇団の裏方をしている元女優の一ノ瀬信子で当て書きしていた草介は、それを拒否。強引に信子を担ぎ出し、撮影に入る。だが、現場は素人監督にあまり協力的ではなかった。何かと撮影監督の田村が間に入ってくれるも、諍いが絶えない現場。それでも撮影は進み、いよいよラストシーンの撮影を迎える。ところが、それまで順調だった信子がNGを連発。実は、草介が書いた脚本「遠い海辺」の中に出てくるミュージシャンと女優は、草介と信子の過去をダブらせたものだったのだ。草介の書いたエンディングに納得のいかない信子は、カメラの前に立つことが出来ない。そうしているうちに撮影日程や予算がきつくなり、スポンサーやタイアップも降り、遂には草介と田村の仲に亀裂が入って、映画は暗礁に乗り上げてしまう。失意の草介は、しかし事務所の社長や助監督らに励まされ、映画を作りたいという気持ちをストレートにスタッフに説得。ラストシーンも書き直し、見事に映画を完成させるのであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 | 1997年 |
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製作国 | 日本 |
配給 | ファーイーストクラブ=バンダイビジュアル=ファンハウス |
上映時間 | 118分 |
公開日 | 1998年1月31日(土)公開 |
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