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「旅に出た極道」(1969)

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のちに「敦煌」などの大作で知られる佐藤純彌がメガホンを執った一編。天野屋一家六代目・島村清吉は、子分の保とジョージを連れて、妻のみね子を探しに香港へやって来る。ところが、ひょんなことから麻薬取引に巻き込まれ、世界のギャング団を相手に大暴れすることに。

あらすじ

天野屋一家六代目島村清吉は子分の保とジョージを連れ香港に来た。だが、探し求める妻みね子と白の住居が見つからず、途方に暮れているところを、船で一緒だった彩夏に救われた。ところが、案内されたのは、阿片窟の元締金華郎の隠れ家だった。金は島村たちを、麻薬の運び屋に仕立てようとしたが折しも彼を探していた白に助けられた。白は、島村の子分だが、香港では新華会の江と覇を競うほどの侠客だった。島村は、売春宿桜招待所を経営するみね子と再会した。ところが、舟上売春を経営する江には、桜招待所が目の上のたんこぶ。早速、島村と対決した。そこへビル一味の思わぬ邪魔が入り、勝負は引分け、二人はいつしか意気投合。麻薬組織を潰す目的で島村と江は兄弟の盃を交した。その頃、麻薬密輸と女の売買で莫大な資金を稼いでいたヘンリー一派は、島村の出現に一計を策した。世界各地から大物を集め、東南アジア連盟を結成したヘンリーは、島村らを束縛しようとした。それ以来、ひんぱんと売春女が足抜きされ、中近東へ売られた。ある日、日本から売られて来た佐藤春江の父が彼女の持っていた写真から、元陸軍少尉佐藤こと金であることがわかった。その話を聞いた金は改心し、保に一味の内幕を暴露したが、ヘンリー一味に襲われ絶命してしまった。そして、保もまた連中に襲われ、ヘンリーが秘密結社マフィアと関係をもつことを島村に言い残しこと切れた。やがて、島村は香港に来た照男や江一家を率いてマカオにマフィアの大物サルーバトーレを襲撃し、世界のギャング団をなぎ倒していった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1969年
製作国 日本
配給 東映=東映京都
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