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「ジャングル大帝〈1997年〉」(1997)

【DVD発売中】

72点72
手塚治虫の初期の作品であり、1965年にはTVアニメ・シリーズとして放映された大河コミックの劇場版アニメ。雄大に広がるサバンナ、莫大なエネルギーを秘めた月光石を求める人間ハム・エッグたちは現地調査員ヒゲオヤジの反対を聞かず、神秘の山、ムーン山を捜して、傍若無人に森を切り開いていく。ジャングルの王者レオは反撃に出るが、銃撃され、やむなく退却することに。やがて激しいスコールが止んだとき、ムーン山が姿を現し……。ムーン山の頂上を目指すハム・エッグたちと、ヒゲオヤジ、そしてレオの戦いと冒険。さらには、自らの意志で人間の世界に旅立ったレオの息子ルネの体験が綴られていく。音楽はTVシリーズ第1作から担当している冨田勲。

あらすじ

ジャングルの王者、白ライオンのレオとその妻・ライヤの間に2頭の子供・ルネとルキオが生まれ、ジャングル中がお祝い気分でいっぱいの頃、人間の街ではハム・エッグという男がジャングルで発見した月光石をめぐって騒ぎが起きる。月光石は未知のエネルギーを秘めた特殊な石で、エネルギー危機に直面した地球の救世主として注目を集めていたが、それがあるとされる幻のムーン山がどこにあるのかは明らかになっていなかった。科学技術庁員のラムネとともに月光石を探しに行くことになったハム・エッグは、ジャングルに詳しいヒゲオヤジと合流する。ところが、ハム・エッグは車の通る道を切り開くために木々を焼き払い、動物たちを殺し始めた。意見を異にするヒゲオヤジはラムネとともに隊を離脱するが、火災のせいで自然環境が崩れ、ジャングルは大雨と洪水に見舞われる。その影響でルネが濁流に流され、遥かな海で人間の船に拾われた。サーカスに売られたルネは空中ブランコの大スターになり、楽しい日々を送ったが、その頃、ジャングルでは死斑病が動物たちの間に大流行し、ライヤが息を引き取っていた。それを渡り鳥たちに聞いたルネは、サーカスの少女・メリーの手引きでジャングルへ帰る決心をする。一方、動物たちを薬で救ってやったヒゲオヤジは、ついにハム・エッグがムーン山を発見したことを知り、月光石を悪用されてはならないとムーン山への登山を開始した。レオの案内で、ヒゲオヤジたちはハム・エッグよりも早く登頂に成功し、月光石を発見するが、後をついてきたハム・エッグと熾烈な闘いになり、ヒゲオヤジとレオだけが生き残る。下山途中、彼らは猛吹雪に襲われ、ヒゲオヤジに肉と毛皮を与えようとレオは自らの命を絶った。ひとりで下山したヒゲオヤジは、偶然会ったルネに偉大な父の話を聞かせてやる。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1997年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 99
公開日 1997年8月1日(金)公開
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