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「ウルフガイ 燃えろ狼男」(1975)

50点50
平井和正の人気小説の映画化。原作のイメージを生かしながらも、千葉真一主演ということもあって活劇に徹した作り方をしている。満月の夜、超能力を発揮する狼族の末裔・犬神明は、“幻の虎“に青年が殺されるという怪事件に巻き込まれる。“幻の虎“とは歌手のミキが作り出した怨念の化身であった。明は“幻の虎“と死闘を繰り広げる。

あらすじ

フリーのルポライターとして活躍する犬神明。彼は犬神衆と呼ばれた狼族の唯一の末裔で、月齢15日の満月の日、想像を絶するほどの超能力を発揮する。明は一人の青年の怪死事件を目撃した事から、この事件に興味を抱き、調査を始めた。同業の新井の情報を得た明は、場末のキャバレーでその日暮しをしている歌手・緒方ミキが、事件に関係している事をつきとめた。彼女は以前は人気歌手として華やかだったが、政界の大物、福中義行の息子・純一との結婚話がもつれて以来、転落の一途をたどっていた。明はミキが以前所属していたプロダクションを訪ねた。明の思惑は的中していた。社長の真鍋と福井は関係があり、ミキの婚約をぶち壊すために真鍋が、グループサウンズのモブスの連中にミキを強姦させたのだった。だが、怪死したモブスの一人が死にぎわに見た“幻の虎”が何であるか明にも判らなかった。真鍋は暴力団を通じて明を襲うが、窮地の明をケティー青木という女が救った。青木は内閣情報部の一人で、彼の超能力を利用するために近づいたのだった。情報室主任の加藤は組織への協力を断わった明を生体実験として体中を切り刻んだ。しかし月齢15日、満月の日、彼の体は超能力を発揮して復元した。一方、この間モブスのメンバー、真鍋、福中親子が次々に怪死を遂げていた。明はミキの怨念が“幻の虎”となって事件を引き起こした事を知った。すべてが判明した今、明は人間社会から縁を切るため故郷・犬神へと向かった。一方、加藤は、情報部の秘密を明に知られたため、“幻の虎”を利用する超能力者とともに明を追った。凄まじい死闘が犬神の山村で展開されるが、“幻の虎”はミキの死とともに消滅した……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1975年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 86
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