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「とどかずの町で」(1995)

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無人の実家に帰郷した青年の心のさまよいを、ひとりの少女との交流を通して描く。70年代フォークの重鎮、高田渡が、流しのアコーディオン弾きを枯れた味わいとともに好演。

あらすじ

30歳を目前にした功一は、東京での仕事や暮らしを捨て、故郷の函館に帰ってきた。功一は新しい望みを見つけられないまま、両親が死んで空き家になった実家で静かに暮らし始める。家に戻った晩、功一は何も言わずに残してきた東京の愛人に電話をした。霊感を持つというその女は、功一にオレンジ色のコートを着た女の子との出会いを予言する。翌日、昔馴染みのバーに出かけた功一は、そこで働き出したばかりのユミコと出会った。店には、死んだ父親に似たアコーディオン流しもいる。次の日も功一はバーを訪れ、閉店間際にはユミコとふたりきりになった。ユミコは何となく自分の身の上を語り出し、功一はゆっくりと彼女に心を開いていく。功一は力を失った自分について語り、そばに居てほしいとユミコに告げた。その夜、ユミコは功一の家に行き、続く一日もふたりで過ごす。ふたりで過ごす二度目の夜、功一はユミコを求め拒まれた。功一は東京の女との過去を話し、関係に終止符を打つ旨を伝える。ユミコもまた未練を残す男の存在を告白し、功一への愛情も伝えた。そしてふたりはベッドをともにし、一緒に暮し始める。そんな頃、東京の女から電話が入り、功一は恋の破局を予言された。ある停電の夜、ユミコから暗さを感じ取っていた功一は、亡き父の幻に向かい彼女と幸せになる決意を語る。翌朝の朝食にはユミコはいなかった。夜になって、功一は自分と同い年の息子がいるというアコーディオン流しと海辺で語り合う。功一はひとりあてもなく海辺で夜を過ごし、家に戻ると、ユミコがソファで寝ていた。壁には彼女のコートが掛かっている。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1995年
製作国 日本
配給 ファザーSCI=自主製作
上映時間 119
公開日 1997年6月27日(金)公開
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