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「最後の戦い」(1983)

【DVD発売中】

64点64
映画を学ぶために17歳でハリウッドへ乗り込んだ経歴をもつ、フランスのL・ベッソン監督のデビュー作。気候の異変による大暴風で文明が破壊された近未来の世界という設定で、様々な思惑をもつ生き残った4人の男たちが、一人の女をめぐって“最後の戦い“を繰り広げる。セリフをいっさい排し、映像だけで見せる作品構成となっており、当時24歳だった監督の才気がうかがえる野心のこもった力作だ。

あらすじ

近未来。世界は文明の痕跡を残さぬほどに破壊されていた。わずかに生き残った男たちは、声帯に異常をきたし、言語によるコミュニケイションは不可能になっていた。砂と瓦礫に埋もれたビルの最上階のオフィスに暮らしている男(ピエール・ジョリヴェ)は、毎日軽飛行機を組み立てている。少し離れたところには、独裁者(フリッツ・ヴェッパー)に支配されている男たちがいる。彼らのいる廃屋から飛行機の部品を少しずつ調達していた若い男は、完成の直前、バッテリーを盗まれたことに気づいた男たちに追われることになってしまう。間一髪で彼は、飛行機で飛び立つ。しかし、彼が目指したパリも荒廃していた。懐かしいアパルトマンには、妻も子供もいなかった。そこでもわずかに生き残った男たちが、凄惨な戦いをしていた。年老いた医師(ジャン・ブイーズ)は、古い病院を要塞にして篭っていた。そこに貯蔵された食糧を狙って、凶暴な男(ジャン・レノ)が襲ってくるが、医師のほうが勝った。その病院に凶暴な男に傷つけられた若い男が、運び込まれた。医師の看護で立ち直る若い男。ある日、彼は、別の病棟に保護されていた若い女との面会を医師から許されるが、彼がその部屋に行くまえに、凶暴な男によって、女は殺されてしまった。その男を倒し、若い男は、もとの場所に戻っていく。そこで彼は、独裁者として君臨するのだった。 【キネマ旬報データベースより】
原題 LE DERNIER COMBAT
製作年 1983年
製作国
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