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「ひばりのびっくり五十三次」(1953)

【DVD発売中】

70点70
デビュー直後の野村芳太郎監督による時代喜劇。有名な清水次郎長の“森の石松代参“のエピソードを軸に、高田浩吉演じる旅がらす、美空ひばりのちゃっかり娘ら、様々な登場人物たちが織りなす道中記ものである。高田が突然のど自慢に出たり、主演コンビが歌って踊るサービスも満点。

あらすじ

旅烏お釈迦の金太郎は、母と妹に会いに故郷へ急ぐ道中、唄が縁でお夏というちゃっかり娘と道連れになった。お夏はお百婆さんと一緒で、お百は昔ダツキのお百と云われた女スリで、娘のお千、孫のお万と金谷の宿でひょうたん屋という宿屋を営んでいた。金太郎はお夏にけしかけられて、金比羅帰りの石松と賭博をして、身受山の貸元から香典として貰った五十両迄巻き上げてしまった。金太郎はお百の家で過すうちにお万と好意を抱き合うようになったが、お万が借金の事で浜千鳥の文吉の用人棒荒木又兵衛に難題をかけられていると聞いても、お袋に合う迄はといって耳をふさいでいた。居酒屋で金が足りず困っている石松に会った金太郎は、勘定を払ってやり、香典の五十両も帰してやった。祭りの日、お百を背負って出かけた金太郎が、のど自慢で歌っている時、駿河屋の若旦那が荒又達をつれて現われたが、荒又から頼まれると金太郎はお夏・お万・お百をつれて逃げてやった。母親の許へと旅立った金太郎は、旅ごしらえの荒又が清水次郎長の所へ喧嘩状を持って行くのに出会った。荒又と一諸に清水へ乗り込んだ金太郎は、石松が騙し討ちに合ったと知ると、浜千鳥の家へ暴れ込んだ。浜千鳥は金太郎の前に頭を下げ、お夏やお万のとりなしで金太郎は許してやった。金太郎が故郷へ帰って見ると母は死んでおり、妹は行方不明だった。再びお百の家へ戻った金太郎は、お夏のとりもちで想い合っていたお万と結ばれ、一諸に妹を探しに旅立った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1953年
製作国 日本
配給 松竹京都
上映時間 96
カテゴリ 仁侠/時代劇
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