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「アメリカの災難」(1996)

70点70
ニューヨークの昆虫学者メルは、サンディエゴで暮らしているという生みの親を訪ねることにする。ところが妻のナンシー、生まれたてのベビー、養子縁組協会から派遣された美女ティナとともに現地に着いてみると、とんだ人違いだと判明。これを皮切りにメルと一行は、ミシガンからアンテロープへとアメリカ横断の旅を繰り広げるはめに……。これが長編第2作となる監督D・O・ラッセルのオフビートなセンスが光るロード・ムービー。ゲイのFBI捜査官が旅の道連れになったり、セックス絡みの珍トラブルが勃発したりと、先の読めない過剰なドラマ展開に、笑いを通り越して呆然とさせられてしまう。現代人の悩める姿を、痛烈かつあっけらかんと風刺したブラック・コメディ。

あらすじ

ニューヨーク。昆虫学者のメル(ベン・スティラー)とセクシーな妻ナンシー(パトリシア・アークエット)は、4ヶ月の赤ん坊を抱えて、メルの実の両親に会うため旅に出た。養子育ちのメルは、アイデンティティの不安から最近ノイローゼ気味、それを解消するために実の親に会おうというのだ。同行するのは養子縁組協会から派遣されたインテリ美女のティナ(テア・レオーニ)。メルの養父母のコップランド夫妻(ジョージ・シーガル、メアリー・タイラー・ムーア)は複雑な心境で彼らを見送る。ところが旅はご難続き。サンディエゴで会ったヴァレリーという女性は協会の間違いで赤の他人だった。本当の親がいるというミシガンに向かうと、父親だという粗暴なトラック運転手ブードロー(デイヴィッド・パトリック・ケリー)が出迎える。トラックの運転を教えてもらって上機嫌のメルだが、ブードローが衝撃の事実を告白。実は彼は本当の父親ではなく、かつての暴走族仲間だったメルの本当の母親は、男とニューメキシコのアンテロープに駆け落ちしたというのだ。メルはその男の子供だというのだが、当時二人が“マズい状況”だったため、父親の名義はブードローにされたという。混乱するメルだが、その時トラックが小さな郵便局を破壊。ところがメルを事情聴取した担当のFBI捜査官コンビのひとり、ポール(リチャード・ジェンキンズ)はなんとナンシーの高校の同級生だった。しかも彼はバイセクシャルで相棒のトニー(ジョシュ・ブローリン)と実質上の夫婦だった。混乱の極みのメルは旅の間で急接近したティナと危うく関係寸前に。翌日。ナンシーの冗談を真に受けて、捜査官コンビがついてきてしまって、メルは不機嫌の極み。一行はついにメルの実の両親リチャードとメアリーのシュリクティング夫妻(アラン・アルダ、リリー・トムリン)にご対面。一行を暖かく迎える夫妻だが、なんと彼らは現役のヒッピー。リチャードはLSD密売で刑務所入りまでしていた。おまけにボールが夫婦の2番目の息子ロニーがいたずらで作ったLSD入りの料理を食べてバッドトリップ。直後、ボールたちがFBI捜査官だと知った夫妻は逃亡準備。ところが、そこに養父母のコプリン夫妻が心配のあまり駆けつけたから大変。シュリクティング夫妻は気づかずにコプリン夫妻の車に乗ってメキシコへ逃亡。麻薬所持で逮捕されたのはコプリン夫妻だった。かくして大騒動はあったものの、メルとナンシーはコプリン夫妻と再会、皆仲良く記念撮影してめでたしめでたし。 【キネマ旬報データベースより】
原題 FLIRTING WITH DISASTER
製作年 1996年
製作国
上映時間 93
公開日 1997年2月1日(土)公開
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