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「天使の涙」(1995)

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【DVD発売中】

75点75
「恋する惑星」の際に用意していたエピソードをW・カーウァイが発展させた、エモーショナルな群像劇。普通の生活に憧れる殺し屋、美貌の女エージェント、殺し屋に絡む元気な金髪娘。この三角関係に、口は利けないが破天荒な性格の青年と、失恋したばかりの女性の恋模様がさり気なく絡んでいく。カーウァイならではの“すれ違い“のドラマはさらにシンプルを極め、発作的な映像のコラージュがこれまで以上に絶妙な効果を上げている。

あらすじ

そろそろ足を洗いたい殺し屋(レオン・ライ)とそのパートナーである美貌のエージェント(ミシェル・リー)。仕事に私情を持ち込まないのが彼らの流儀で、二人は滅多に会うことはない。しかし、その関係が揺らぎつつあるのを2人は知っている。エージェントが根城とする重慶マンションの管理人の息子モウ(金城武)は5歳の時、期限切れのパイン缶を食べすぎて以来、口がきけなくなった。定職に就けない彼は、夜な夜な閉店後の他人の店に潜り込んで勝手に“営業”する。時に強制的にモノやサービスを売りつけるが、いたって明るく屈託がない。ある日、彼は失恋したての女の子(チャーリー・ヤン)に出会って初めての恋をする。しかし、彼女は失った恋人のことで頭がいっぱいで、彼のことなんか上の空だった。一方、殺し屋はちょっとキレてる金髪の女(カレン・モク)と出会い、互いの温もりを求める。彼と別れた金髪の女とエージェントは街ですれ違いざま、互いの関係を嗅ぎ当てる。エージェントは殺し屋に最後の仕事を依頼した。殺し屋は最後の仕事で最初の失敗をし、数発の銃弾が彼の途切れる意識に響く。モウは父親を亡くし、再び元の商売に戻った。バーガー・ショップで“営業”している時、初恋の人と再会したが、彼女の方は少しも覚えていないようだった。エージェントは街でモウに出会う。彼のバイクに乗って家まで送ってもらう道すがら、彼女は久しぶりに人の温もりを感じた。その暖かさは彼女にとって永遠だった。 【キネマ旬報データベースより】
原題 堕落天使
製作年 1995年
製作国 香港
配給 プレノンアッシュ
上映時間 96
公開日 1996年6月29日(土)公開
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