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「シークレット・ワルツ」(1996)

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父親から性的虐待を受けた心の傷から、愛し合った相手を傷つけずにはいられないマキに、切ない思いを寄せる血のつながらない弟の慎二。あるきっかけから姉弟は犯罪の世界に巻き込まれていく。そこで出会う人々は皆、孤独でピュアで、不器用ゆえに凶暴で破滅的、そして愛を求めていた。姉と弟も、いつの間にか二人の絆を見失ってしまい……。「ダイヤモンドの月」で第3回ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭オフシアターコンペ部門グランプリを受賞した野火明が、その時の審査委員長であるツイ・ハークに認められ、ツイとの共同原案によって監督した劇場用映画デビュー作。

あらすじ

ケチな盗みをして暮らす血のつながらない姉弟のマキと慎二は、犯罪組織の暗殺現場で負傷した殺し屋・火野を助けたことから、3人での奇妙な共同生活を始めた。これを知った火野の雇い主である佐藤は、慎二を殺し屋の世界に導こうとする。マキは火野と関係を持ち、佐藤のボス・大和からも大きな関心を持たれるが、マキ自身は過去に受けた心の傷のため、男に対して異常な行動をとることがあった。マキと火野の関係を知った慎二はせつなさのあまり覚醒剤に溺れ、佐藤に救われて殺し屋になることを決心する。一方、チャイニーズ・マフィアとの取り引きに際し佐藤を切り捨てた大和は、マキを自分のものにしようとしたその時、火野やマフィアに襲われ、リンチの果てに自殺に追い込まれていった。覚醒剤取り引きの実権はすでに佐藤が握っていた。慎二もまた火野とともに、佐藤とマフィアとの取り引きに関わっていく。マキはいまだに火野に対して異常な素振りを見せていたが、ある事件をきっかけに慎二はマキへの感情を自覚し、姉弟の関係も微妙なもつれを抱えていった。そんなおり、覚醒剤に手を出し幻覚に襲われた佐藤は、チャイニーズ・マフィアに対する不信感を肥大させ、ついにはマフィアのボスを撃ってしまう。火野や慎二もその銃撃戦に巻き込まれ、慎二は火野の銃弾を受け、火野も傷を負った。あとからやって来たマキは、慎二に促されるようにして火野を撃ち、さらに一発の銃声がマキに向かって響いた。やがて砂浜にマキと慎二の姿が見られたが、それは幻か、それともすべてが夢だったのか。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1996年
製作国 日本
配給 ビターズ・エンド=ポニーキャニオン
上映時間 105
公開日 1996年11月23日(土)公開
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