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「高原児〈1961年〉」(1961)

【DVD発売中】

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ヒーローを慕う浅丘ルリ子のヒロイン、ライバルの殺し屋など、ほとんど同じ小林旭の“渡り鳥“シリーズを思わせるアクション。看護婦の伸子は、射撃の名手・健次に惚れていたが、彼の態度が煮えきらないので、ほかの男と婚約する。一方で、伸次の姉夫婦が経営する牧場を悪玉が狙っていた。その危機を知った健次は、牧場に駆けつけて……。

あらすじ

山岳地帯を開発する工事現場恒例の射撃大会は今やたけなわ。予想通り若い現場監督の健次が優勝した。だが、クレイジイのゲンと名乗る流れ者が現われて挑戦してきた。健次はこれも斥けて優勝を確定した。医務室の看護婦伸子は、健次を愛しているが健次のはっきりしない態度に、姉が経営する別府の牧場の牧童頭安夫との縁談のため別府に帰っていった。ちょうどその後に、見知らぬ男が怪我をして医務室に運びこまれて来た。その男のうわ言につぶやく“スズラン牧場”の名を聞いた健次は伸子の後を追った。別府には二つの暴力団が根をはっていた。一人は高山牧場を経営する高山で、伸子の姉夏江の夫、五郎が行方不明をよいことにスズラン牧場と夏江をものにしようと狙っていた。もう一人は観光道路建設会社の花田である。五郎の行方不明の原因は、夏江に横恋慕の高山の指金で、花田の乾分黒崎を使って五郎を闇打ち、五郎が傷ついたとたん花田は黒崎を殺し五郎に殺人の罪を着せて別府から追いだしてしまったのだ。そこへ、健次が五郎になりすまして帰って来た。夏江も健次の何かいわくありげな様子に健次と協力、健次を夫の五郎として調子をあわせた。伸子も一緒になってそのように振舞った。驚いた高山と花田は何とか健次を殺害しようと襲うが、ことごとく健次にやられてしまった。そんな時、黒崎の弟クレイジイのゲンが兄の仇を求めて別府にやって来た。一方、本物の五郎も健次が余り夏江と調子よくやっているので、やきもち半分で飛び出して来た。五郎とはかつて工事現場の医務室にかつぎこまれた男である。ゲンは健次を五郎と思い込み決闘状を送って来た。二人が赤い夕陽の高原に対峙した時、五郎が飛びこんで来て、黒崎殺害の経過をゲンに説明した、それを知った花田一味が襲撃して来た。健次とゲンのライフルと拳銃が火を吐いた。花田と高山の一味は次々と倒されていった。パトカーもやって来た。一味はことごとく縛についた。伸子の呼ぶ声を後に健次は一人高原を去っていった。その後をゲンがニヤニヤ笑いながらついてゆく。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1961年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 86
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監督

キャスト