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「マインド・ゲーム」(2004)

72点72
ごく一部でカルト的評判を呼んだ9年前の同名コミックを、『クレヨンしんちゃん』などで知られる天才アニメーター湯浅政明が映像化! 意気地なしのダメ男が神の啓示を受け、アグレッシブな冒険へと飛び出す姿を、時制や空間が交錯するブッ飛び映像で描く。特にクライマックスを飾る怒涛のカタルシスがスゴイ。まさにアニメ表現の可能性を切り拓く傑作だ。

あらすじ

列車に乗っていた西(声:今田耕司)の目の前に飛び込んできた、初恋の女の子みょん(前田沙耶香)。二人は再会を喜び、彼女は姉のヤン(たくませいこ)と共に営んでいる焼き鳥屋へ招待する。久方ぶりのみょんのオヤジ(坂田利夫)に彼女のフィアンセ、りょう(山口智充)も紹介され、結婚相手が自分ではないことを実感する西。しかしそこに現われた借金取りが、全ての状況を一変させた。みょんのオヤジは借金のみならず、サラ金に勤める若い女の子と同棲しており、取り立て屋のヤクザはまだしも、その手下でかつてJリーガーを目指していたアツ(中條健一)の尋常ならぬ怒りを買っていたのだ。復讐に燃えるアツは遂に爆発し、ピストルを持ち出した。ビビリ続けた西はずっと好きだった女の子さえ助けられぬまま、ケツに銃を突っ込まれ、あまりにもカッコ悪い死に方をしてしまう。黄泉の世界で自分のぶざまな死に様を見せつけられた西は、「もうおわり、君、そこんとこまっすぐ、ま〜っすぐ歩いていき。そのうち消えるから」という神様に逆らい、反対の方向に全力で走り出す。「俺は戻る。なによりも力強く、まっすぐと、のびのびと、楽しく、活き活きと、すべての力でやってみるぅー!」すると一時は消えかけた身体も復活し、遂には現世へと戻るチャンスを与えられる。神様はいう。「やってみ、信じてやってみい」最悪の瀬戸際ではあったが、西は見事にリスタート成功。ヤクザの車を奪い、みょんとヤンと共に逃走する。しかし、やくざのボス(島木譲二)がそれを許すはずがなかった。迫り来る追っ手の一群とのデッドヒートの末、なんと巨大なクジラに呑み込まれてしまう! なんとか生きていることを確認した3人。真っ暗なクジラの中でやたらポジティブな西は、自分が一度死んだことを告白する。「自分をとことん信じたら、信じ切ったら戻ってこれたんや。素直に、誠実に。信じたままに行動することこそが、すべての壁を打ち破る武器や」すると突然、そこにカタコトの日本語を話すじいさん(藤井隆)が現われた。「アタシ、アタシ、ラジオモテマース!」意外にも安息の地然としたクジラの中で、束の間の享楽に耽る4人。クジラからの脱出は限り無く不可能に近く、だからこそじいさんはこのクジラの中で30年以上も暮らしていたのだ。自分の不甲斐無さが身に染みる西。その一方で、クジラにも少しづつ異変が起こり始める……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2004年
製作国 日本
配給 アスミック・エース=レントラックジャパン=Beyond C.
上映時間 103
公開日 2004年8月7日(土)公開
カテゴリ ファンタジー
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