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「キャバレー〈1972年〉」(1972)

夢と恋とお金の三角関係

70点70点   2020/3/28 00:00 by 赤ヒゲ

とあるラジオで今作のサントラを紹介していました。サリー役を演じるライザ・ミネリ。とびきり美人ではないが、物語が進むにつれてどんどん魅力的に、美しく見えてくるというようなコメントをされていました。見終えて同じ気持ちになりました。とりわけラストに「キャバレー」を熱唱するシーンでは、自由奔放で危なっかしくも魅惑的なサリーの魅力全開でした!英国青年ブライアン(マイケル・ヨーク)やマックス男爵(ヘルムート・グリーム)との奇妙な三角関係、友人フリッツとユダヤ人・ナタリアとの一筋縄ではいかない関係、さらにナチスが台頭してくる時代背景が混在一体に描かれ、不穏な印象を残して幕を閉じます。華やかでありながら退廃的にも感じられるキャバレーに人生の表裏を重ねたドラマは、少し苦い味がしました。

太腿1本10点。