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「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)

歴史の捏造と歪曲と虚偽

50点50点   2020/3/26 00:00 by エージ

最初にテレビで見たときは何となく面白いと感じた。タイムパラドックスという点でも何点か気になる。メイド・イン・ジャパンという言葉が出て来て、バブル期の日本を思い起こさせて切ない。

また、町山さんが指摘している『フォレスト・ガンプ』でもロバート・ゼメキスは歴史を捏造しているが、この映画も。

燃料になるプルトニウムの扱いが今見るといかに無知かというのが分かるし、それを手に入れるのがリビアのテロリストという設定が非常に差別的に思えた。

黒人の市長が誕生というのは公民権運動以降の社会を反映している。しかし、ダンスパーティーでのチャック・ベリーの「 ジョニー・B・グッド」を主人公のマーティが生み出したという黒人を侮辱する表現はかなり非難されていて、「風と共に去りぬ」同様に黒人は不快になるだろう。パート2でも再びというのはひどい。

この前デロリアンの人生を扱った映画があって、そこでも語られていたデロリアンはすぐ壊れるというのが映画でも描かれている。デザインだけの車だった。

シリーズ全体でいわゆる天丼というのがあって、それもビフが酷い目に遭う。全てでビフが悪者でというのは逆に言うと、いじめの構造のようにも見える。彼の視点で見ると可哀そう。車ばっかり磨いていて。

文句ありあり。

もっと早く観ればよかっ...