「よい子と遊ぼう」(1994)

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50点50
“J・MOVIE・WARS“第2期作品の一編。ごく普通の中学生であるビンゴ、原田、くじら、本屋、並夫ら5人の退屈しのぎは盗み。ある日、並夫が、学校で噂の謎の覆面男に襲われたことから、彼らは覆面男との対決を決意する。盗みによってエネルギーを発散する彼らの日常と、話題の都市伝説的コワイ話を重ね合わせ、いまどきの中学生の世界をシャープかつドライに描く。彼らが交わすビビッドな会話、通常の言語感覚からかけ離れた言葉とリズムが、そのまま作品のリズムに連なり、一種のトリップ感覚をもたらすとともに、従来の少年映画とはひと味違った趣きを醸し出している。

あらすじ

有名進学塾に通う五人の″普通″の中学生、リーダー格のビンゴ、手先が器用な原田、ちょっぴり臆病なくじら、オタクっぽい本屋、カラ元気な並夫。彼らが退屈しのぎにやることは盗みだった。今日も塾の帰りに早速相談、今回のターゲットは何故か冷蔵庫。即座に五人の役割分担を決め、決行に移す。盗んだトラックで家電量販店に乗りつけ、手際よく冷蔵庫奪取に成功する。だが彼らには冷蔵庫は必要なく、知り合いのライブハウスの店長に売りつけようとするが、結局は振られてしまった。無論、彼らは黙って引き下がらず、店の入り口に火をつけ、スカッと逃げ出した。その途中、並夫が謎の覆面男に襲われた。金属バットを振り回す男のことは学校でも噂だった。次第に彼らに迫り来る覆面男の″影″は、彼らの″悪事″のせいなのか。本屋が消え、彼らのアジトも襲撃された。彼らは遂に、その覆面男との全面対決を決意する。二手に別れたまさにその時、男が襲ってきた。ビンゴは男の腕に噛みつき、草むらをもつれあって転がり落ちる。男は、動かなくなった。「死んでないよな」「ほっとけ」ビンゴは並夫と、ちらちら背後を振り返りながら走り去っていく。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1994年
製作国 日本
配給 WOWOW=ヒルヴィラ
上映時間 44
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