「マリアの胃袋」(1990)

【DVD発売中】

73点73
6人の気鋭プロデューサーが作った“アルゴ・プロジェクト“の第3作。サイパンで事故死した、ある会社の宣伝課長とモデルのマリア。1年後、死んだ課長の元部下のOL4人がサイパンに遊びに来るが、彼女たちが次々に失踪する。幽霊の課長は、マリアの亡霊に若い女性の肉を食わせていたのだ……。ブラック・ユーモアをにじませたホラーを目指すという、平山監督の意図はすこぶるユニーク。

あらすじ

とあるメーカーの宣伝課長である江島東洋男とモデルのマリアは、不倫旅行中のサイパンで、交通事故に遭遇してしまった。一年後、この島にバカンスにやって来た彰子、悦子、静江、恭子の四人組は、東洋男と同じ会社のOL。そして、四人のホテルには心中する相手を探している安井という会社員といかにも水っぽい信代が投宿していた。死んだ東洋男に恋をしていた彰子は、それ故か東洋男の幽霊に出会うようになってしまう。そして、彼が現われた後必ず友達の女の子が姿を消すということを不審に思った彰子は心中願望の安井の手伝いをして信代の死体を運ぶ東洋男の後を追跡する。そこで彰子は怪物と化したマリアに襲われ食べられそうになるが、それを救ったのは東洋男だった。彼の心はマリアから彰子に傾き、“おいしいホラーな生活”にピリオドを打とうとしていたのだ。東洋男は安井の肉をマリアに食べさせる決意をしていた。禁断の“男の肉”であり、癌に冒されていた安井の肉を食べたマリア。こうして全ては終わった。日本への帰路、彰子の食欲は異常だった。それはまるでマリアの貧欲さのようであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1990年
製作国 日本
配給 サントリー=ディレクターズ・カンパニー
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