「マタドール 炎のレクイエム」(1986)

70点70
事故のため引退してからも、死への緊張感が忘れられない元闘牛士は、セックスの最中に相手の女性を殺すことに喜びを得ていた。ふとしたことで知り合った女性弁護士に心惹かれるが、実は彼女にも同じような性癖があった。“性と死の快楽“をセンセーショナルに描いたラブ・サスペンス。スペインの奇才P・アルモドヴァルにとって、これが日本初公開作に。ビデオ発売時タイトルは「マタドール」。

あらすじ

かつて人気・実力ともに最高の地位を得ながら、牛に身体を突かれ引退を余儀なくされたディエゴ・モンテス(ナチョ・マルティネス)のもとで闘牛を習うアンヘル・ヒメネス(アントニオ・バンデラス)は、ある夜ディエゴの愛人でもある女友達エヴァ(エヴァ・コーボ)を路地裏で犯し、翌日警察に自首し男らしさを証明しようとした。しかしエヴァが自分を訴えるつもりのないことを知ったアンヘルは、最近起こった数々の未解決の殺人事件の犯人であるという嘘の自白を始める。アンヘルの事件を担当する女性弁護士マリア(アサンプタ・セルナ)は、ディエゴを尊敬し崇拝していた。これをきっかけに二人は出会い、やがて彼らはお互いが殺人にしか生の喜びを感じないことを知る。アンヘルが自白しているのは、彼ら二人の犯行なのだった。事件を捜査するデル・バレ警部は、怪我人の血を見て失神するアンヘルが犯人でないと確信し、次第にディエゴとマリアを疑い初めていた。そして捜査の手が及んで来たことを察知した二人は、総てを清算するためにマリアの別荘で最期の悦楽と欲望の時を過ごした後、心中するのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1986年
製作国 スペイン
上映時間 110
カテゴリ サスペンス/ミステリー
チケット 前売りチケットを購入する